ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、チョウやトンボなどの昆虫、自然風景の写真を掲載しています

2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ギフチョウ属の季節

ギフチョウとヒメギフチョウの季節である。本2種は、いずれもアゲハチョウ科(Family Papilionidae)ウスバアゲハ亜科(Subfamily Parnassiinae)ギフチョウ属(Genus Luehdorfia)に分類される日本固有種で、わが国には、この2種が生息している。初夏ころ…

葉桜の季

四月上旬・・・新しい年度が始まり、人の流れも、街の空気も、どこかそわそわと落ち着かない頃。 谷の向こうでは、萌黄色の新緑がやわらかく山肌を染めまるで季節が静かに息を吹き返したかのように、光を含んで揺れている。 一方、手前の山桜は、すでに花を…

アカガネサルハムシ

アカガネサルハムシ Acrothinium gaschkevitchii (Motschulsky, 1861) は、ハムシ科(Family Chrysomelidae)の昆虫で、北海道、本州、四国、九州、琉球列島に分布している。 低地から山地の雑木林やその周辺の草むらなどに生息し、畑などでもよく見かけられ…

堂の下の岩観音

堂の下の岩観音>は、栃木県那須町芦野にある観音堂で、のどかな田園風景の中にひっそりと佇んでいる。2013年にミツマタ群生地に行った帰りに寄って写真を撮っていたが、単なる観光写真的なスナップなので、これまで現像すらしていなかった。今回、桜のカテゴ…

谷に咲く名もない山桜

山里に、ひっそりと立つ一本の山桜。出会いは秋。―葉を落としたその姿は崖に根を張り、谷の向こうの山を背にして静かに空へ枝を広げていた。そのかたちの奥に満開の春、雨上がりの朝にしか現れない光景を思い描きその予感に、心を奪われた。 やがて季節は巡…

身延山久遠寺 西谷のしだれ桜

身延山久遠寺の西谷は、日蓮聖人が晩年を過ごした「御草庵跡」や、その遺言により建てられた「御廟所」がある、身延山の中で最も神聖な聖域とされるエリアである。この地には、祈りとともに積み重ねられてきた長い時間が息づき、静謐な空気とともに訪れる者…

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ Veronica persica Poir. (1808)は、オオバコ科(Family Plantaginaceae)クワガタソウ属(Genus Veronica)の越年草。越年草とは、秋に発芽して地面にロゼット(葉を地面に広げた状態)で冬を越し、翌春から夏にかけて開花・結実し、その後…