ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

チョウ/ゼフィルス

ゼフィルス (1)

ゼフィルス(Zephyrus)は、ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス(Zephyros)が語源になっているシジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)の呼称である。 日本国内には25種7亜種が生息しており、平地や丘陵地等に生息する6種を「平…

オオミドリシジミ

オオミドリシジミ Favonius orientalis orientalis (Murray, 1875) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ亜科(Subfamily Theclinae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Favonius Sibatani & Ito, 1942)で、ゼフィルス(Zep…

ウラゴマダラシジミ

ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri (Murray, 1873)は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae) ミドリシジミ亜科(Subfamily Theclinae) ミドリシジミ族(Tribe Theclini) ウラゴマダラシジミ属(Genus Artopoetes)で、ゼフィルスの一種である。 北海道・本…

長野へチョウ探索その2

7月3日から7月11日までの9日間にちょっと早めの夏休みを頂いたことは、前々回の投稿でお知らせしているが、連休中には様々な計画を立てており、新型コロナウイルスのワクチンを会社の職域接種(モデルナ社製)で打つこともその1つであり、7月5日の月曜日に…

ヒサマツミドリシジミ

ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus (Nagami et Ishiga, 1935) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)メスアカミドリシジミ属(Genus Chrysozephyrus)のチョウで、オスの翅表はクリソゼフィルス特有の…

ヒロオビミドリシジミ

ヒロオビミドリシジミ Favonius cognatus (Staudinger, 1892) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Genus Favonius)で、国内25種類のゼフィルスの中でも京都府北部から山口県にかけての中国山地に…

アイノミドリシジミ

アイノミドリシジミ Chrysozephyrus brillantinus (Staudinger, 1887) は、シジミチョウ科ミドリシジミ族で、日本産ゼフィルスの中でもオスの翅表が金緑色に輝くメスアカミドリシジミ属(Chrysozephyrus)の一種である。 アイノミドリシジミは、2013年、2014…

三草山ゼフィルスの森

三草山ゼフィルスの森は、大阪府能勢町にあり、自然の豊かさと生息する希少種の存在を保護する目的から大阪府自然環境保全条例に基づく、 緑地環境保全地域に指定された森である。公益財団法人「大阪みどりのトラスト協会」が地上権を設定しており、ナラガシ…

ゼフィルスの開翅

ゼフィルスは国内に25種類生息しているが、翅裏が特徴的な種類もあれば、翅表が青や緑に輝く種類もいる。出会うことさえ難しい種類もあれば、出会っても、その美しさを写すことが難しい種類が多い。ゼフィルスの仲間でも一際美しい Favonius や Chrysozephyr…

ウラジロミドリシジミ(メスの開翅)

ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus saphirinus (Staudinger, 1887) は、シジミチョウ科(Family Papilionidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Favonius属)のゼフィルスで、北海道、本州、四国、九州に分布し、東日本ではカ…

ウスイロオナガシジミ

ウスイロオナガシジミ Antigius butleri butleri (Fenton, [1882])は、 シジミチョウ科(Family Papilionidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)ミズイロオナガシジミ属(Genus Antigius)のゼフィルス。同属のミズイロオナガシジミ Antigius attilia attil…

ウラキンシジミ(odai型)

ウラキンシジミ Ussuriana stygiana (Butler, 1881)は、シジミチョウ科(Family Papilionidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)コンゴウシジミ属(Genus Ussuriana)のゼフィルスで、前翅長14~20㎜。翅表は暗黒褐色、翅裏は文字通り「金色」(橙黄色~黄…

ハヤシミドリシジミ

ハヤシミドリシジミ Favonius ultramarinus ultramarinus (Fixsen, 1887) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)シジミチョウ亜科(Subfamily Lycaeninae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Genus Favonius)のチョウで、国内では北…

フジミドリシジミ

フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus fujisanus (Matsumura, 1910) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)シジミチョウ亜科(Subfamily Lycaeninae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)フジミドリシジミ属(Genus Sibataniozephyrus)のチョウで…

ミドリシジミ

ミドリシジミ Neozephyrus japonicus japonicus (Murray, 1875) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)シジミチョウ亜科(Subfamily Lycaeninae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)ミドリシジミ属(Genus Neozephyrus)のチョウで、日本では北海道、本州…

ゼフィルスの季節

ゼフィルスの季節が今年もやってきた。ゼフィルス(Zephyrus)は、ギリシャ語だが、語源はギリシャ神話の西風の神ゼピュロス(Zephyros)で、樹上性のシジミチョウの一群(ミドリシジミ亜科)をゼフィルスと呼んでいる。かつては分類学上の呼称であったが、…

ジョウザンミドリシジミ(折爪岳)

ジョウザンミドリシジミ Favonius taxila taxila (Bremer, 1861) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Genus Favonius)の山地性ゼフィルスで、北海道北東部・本州の東北地方~中国地方の日本海側…

ウラクロシジミ

ウラクロシジミ Iratsume orsedice orsedice (Butler, [1882]) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)/ミドリシジミ族(Tribe Theclini)/ウラクロシジミ属(Genus Iratsume)のゼフィルス。北海道の南部の一部、本州、四国、九州に分布し、食樹であるマンサ…

平地性ゼフィルス

平地性ゼフィルスとは、樹上性のシジミチョウの一群(ミドリシジミ族)25種に内、平地や丘陵地等に生息する以下の6種を言う。一方、山地に生息する19種は「山地性ゼフィルス」と呼んでいる。 ミドリシジミ Neozephyrus japonicus japonicus (Murray,1875) …

ゼフィルス(2016)

ゼフィルス(Zephyrus)とは、ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス(Zephyros)が語源で、同義語にゼファー、セフィーロ等があるように 「そよ風の精」の意を持っているが、昆虫のシジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)の呼称で…

キリシマミドリシジミ

キリシマミドリシジミ Thermozephyrus ataxus (Westwood, [1851]) は、シジミチョウ科ミドリシジミ族キリシマミドリシジミ属(Thermozephyrus属)で以下に分類されるゼフィルスである。 キリシマミドリシジミ 日本・朝鮮半島亜種Thermozephyrus ataxus kiris…

ウラジロミドリシジミ

ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus saphirinus (Staudinger, 1887) は、シジミチョウ科オオミドリシジミ属(Favonius属)のゼフィルスで、北海道、本州、四国、九州に分布し、東日本ではカシワを主に、西日本ではナラガシワを食樹としている。生息地…

幻の蝶

これまで、そこそこの種数の昆虫を撮影してきたが、絶滅危惧種であっても生息地に行けば撮影ができた。知人から生息地をご教示いただいて楽に撮影に至った種もあるが、多くは自力で生息地を探してきた。一番苦労したのは、オオキトンボである。 自宅から比較…

ウラクロシジミ(メス開翅)

ウラクロシジミのメスの開翅を撮ることができた。ウラクロシジミ Iratsume orsedice orsedice (Butler, [1882]) のオスは、先般の記事で紹介したように、今年は6月12日に撮影しているが、その2週間後に生息場所に訪れてみると、日中からウラクロシジミのメ…

ジョウザンミドリシジミ

ジョウザンミドリシジミ Favonius taxila (Bremer,1861) は、オオミドリシジミ属(Favonius属)の山地性ゼフィルスで、和名のジョウザン(定山)は、北海道の名勝地定山渓で最初に発見されたことにちなむ。北海道と本州に分布し、北海道では低地の、本州で…

ウラクロシジミ(2016)

ウラクロシジミ Iratsume orsedice orsedice (Butler, [1882]) は、シジミチョウ科ミドリシジミ族ウラクロシジミ属のゼフィルス。北海道の南部の一部、本州、四国、九州に分布し、食樹であるマンサク科のマンサク、マルバマンサクの生える山間部の渓流沿いに…

ヒサマツミドリシジミの発生時期に関する考察

ヒサマツミドリシジミの飼育を4月と5月に試み、卵から蛹までの様子を富山県在住の 中 毅士 氏とともに観察した。 その結果から、自然界での発生時期に関して考察したい。 ヒサマツミドリシジミ(Chrysozephyrus hisamatsusanus)は、一般的には6月下旬頃…

ゼフィルス(2015)

ゼフィルス(Zephyrus)とは、ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス(Zephyros)が語源で、同義語にゼファー、セフィーロ等があるように「そよ風の精」の意を持っているが、昆虫のシジミチョウ科ミドリシジミ族の呼称である。 ミドリシジミ族は、分類学上、現在…

ヒサマツミドリシジミ(メスの吸水行動)

ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus hisamatsusanus (Nagami et Ishiga,1935)は、シジミチョウ科ミドリシジミ族(通称ゼフィルス)で、メスアカミドリシジミ属のチョウである。 オスの翅表は金属様黄緑色で、たいへん美しい。メスの翅表は…