ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サラサヤンマ

サラサヤンマ Sarasaeschna pryeri(Martin, 1901)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)サラサヤンマ属(Genus Sarasaeschna)のヤンマである。サラサヤンマは北海道から屋久島にまで分布し、丘陵地や低山地のほとんど水のない小さな湿地や休耕田などに生息し…

ヒメボタル(中部地方)

2024年最初のヒメボタルの観察は、初訪問の中部地方の生息地にて行ってきた。 ヒメボタルは、すでに高知県などでは5月上旬から発生しており、関東東海でも例年通り6月上旬から7月中旬にかけて様々な場所で発生すると思われ、今年も毎年訪れている生息地に…

大台ヶ原から天の川

大台ヶ原から天の川の撮影を行った。 大台ヶ原は、紀伊半島の南東、奈良県と三重県の境にある日出ヶ岳(1,695m)を最高峰とする台地状の山地である。大台ヶ原山全体が特別天然記念物に指定されている日本百名山のひとつ。日本百景や日本の秘境100選にも選ばれ…

ゲンジボタルの幼虫上陸(東京2024)

ゲンジボタルの幼虫上陸の様子は、これまで各地で観察し撮影してきたが、今回、初めて東京都内のゲンジボタル生息地で観察し、写真に記録として残すことができたので掲載したいと思う。 ゲンジボタルの幼虫は、およそ8か月から個体によっては3年8か月の水…

白川湖の水没林

白川湖の水没林を撮影してきた。自然風景写真は4月に桜を撮って以来だが、随分と久しぶりのような気がする。 白川湖は、山形県西置賜郡飯豊(いいで)町にある。最上川の治水、周辺のための水のコントロール、水力発電などに利用される「白川ダム」によって造…

浄土平で天の川撮影

浄土平で天の川を撮影してみたのだが、気温2℃で物凄い強風。耐えきれず、わずか数分で撤退したため、良い結果は得られなかった。 GW期間中の渋滞と混雑を避けるため、GW後の平日において、天気の良い日を待って東北に出掛けてきた。一番の目的は、次の投稿…

ムカシトンボ

ムカシトンボ Epiophlebia superstes (Selys, 1889)は、トンボ目(Odonata)均翅不均翅亜目(Anisozygoptera) ムカシトンボ科(Family Epiophlebiidae)ムカシトンボ属(Genus Epiophlebia)に分類されるトンボである。 トンボは、系統上から大きく3つの…

ホソミイトトンボ

ホソミイトトンボについては、これまでに本ブログにて産卵や越冬に関して写真も併せて載せており、今回、新たな知見はないが、前記事の「ホソミオツネントンボ」の産卵を観察し記録した水田にて、本種の産卵の様子を写真撮影し、動画にも収めたので、改めて…