先日、Youtubeで公開している東京都内で撮影したホタルの映像をご覧いただいた方から、撮影地を教えてほしいというコメントがあった。勿論、非公開であるとお断りすると「残念です」との返信があったが、私のYoutubeチャンネル、そしてこのブログに公開しているホタルの撮影場所は、既に広く知られている場所や現地の方から公開してほしい等の要望を除いて、原則非公開であり、問い合わせに関しては、一切、お答えしていない。なぜなら、コメントやメールだけでは、相手がまったく誰か分からない状況であり、生息地の保全と乱獲防止が最優先であるからである。ご理解いただきたい。
生息地の情報をWeb上で非公開にしているのは、ホタルだけではない。チョウやトンボに関しても同様である。
このブログに掲載している昆虫は、絶滅危惧種など希少種が多く、撮影したチョウやトンボは、撮影までに時間を要した種が多い。例えば、チョウでは、ヒロオビミドリシジミの開翅を撮るために大阪府まで4回、ゴマシジミ(青ゴマ)は長野県に5年間で10回、サツマシジミは和歌山まで8年間で10回通って撮影した。ヒサマツミドリシジミでは、北陸まで8年間で9回通い、ようやくオスの開翅写真が撮影できた。トンボでは、オオキトンボを求めて兵庫県に4年間で5回、ルリボシヤンマのオス型メスは、10年間で長野県に20回以上通い、カラスヤンマは沖縄に3回遠征(いづれも3泊4日)して写真に収めることができた。
これらのほとんどが、誰からも情報を得ずに私自身が単独で生息地を探索し撮影が叶ったのだが、特にホソミモリトンボは、毎年、本州中部を中心に何か所も探索して12年目にして、ようやく本州で撮影可能な生息地を見つけ写真に撮ることができたのである。
生息地の情報をWeb上で非公開にしている理由は、生息地の保全と乱獲防止のためであるのは勿論だが、上記のように、種類によってはかなりの時間と費用を費やしており、その写真1枚が、学術的に貴重なものではなくても、私の宝である。地名は当然のことながら、場所が想像できそうなヒントになる言葉も省く。撮影日時と関連があるならば、その前後の記事にも気を配っている。
にもかかわらず、「なぜ、彼(第三者)がそこに行っている?」ということがある。これは、知人による無断での情報のまたがし(第三者への又漏らし)によって、何の苦労もしない第三者に情報が伝達されたことに他ならない。極めて残念である。
*以下の掲載写真は、クリックしますと別窓で拡大表示されます。
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