ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

グンバイトンボ

グンバイトンボ Platycnemis sasakii Asahina, 1949 は、モノサシトンボ科(Family Platycnemididae)グンバイトンボ属(Genus Platycnemis)のトンボ(学名は2021年に変更されている)で、腹長30.0~33.0mm、後翅長19.0~23.0mmでモノサシトンボより一回り…

今でも忘れる事の出来ない失敗

人生における失敗談というものは数えきれないほどあるが、ここでは、写真撮影での今でも忘れる事の出来ない失敗を順位の低い方から3つ記しておきたい。 ★レンズキャップ外し忘れ 2018年7月。ヒメボタルの観察と撮影のため、2010年から通っているヒメボタル…

アマゴイルリトンボ

アマゴイルリトンボ Platycnemis echigoana Asahina, 1955 は、モノサシトンボ科(Family Platycnemididae)グンバイトンボ属(Genus Platycnemis)のトンボ。 こちらも、ブログ「ホタルの独り言(Part Ⅰ)」には数枚の写真を掲載しているが、記載内容が乏し…

初雪光刻

~蔵出し写真⑫(しょせつこうこく)~ 初雪が越後の山里を静かに包み込んだ朝、雲の裂け目から一本の光が伸び、白い大地をそっと照らす。淡く漂う靄は光を受けて橙色に染まり、そのわずかな温もりが、冬の冷たさの中でひっそりと息づいていた。その一瞬、私…

ミヤマシロチョウ

ミヤマシロチョウ Aporia hippia japonica Matsumura は、シロチョウ科(FamilyPieridae)ミヤマシロチョウ属(Genus Aporia)のチョウで、ブログ「ホタルの独り言(Part Ⅰ)」には5枚の写真を掲載しているが内容が乏しく、本ブログでは単独の掲載をしていな…

色彩の詩:紅葉と光の響き

紅葉の色彩は美しいと思うのだが、写真に撮ると見た目との乖離が激しく、どうも上手く撮れない。そんな訳で今年も撮影枚数はゼロ。過去を遡っても多くはない。そんな中から、雨天、曇天、晴天、それぞれの光の下で撮影した紅葉写真を集めて掲載してみた。 光…

オオアオイトトンボ

オオアオイトトンボ Lestes temporalis Selys, 1883 は、アオイトトンボ科(Family Lestidae)アオイトトンボ属(Genus Lestes)である。本種も前記事「コバネアオイトトンボ」同様に、本ブログにて単独の掲載がなかったので、今回まとめてみた。 オオアオイ…

コバネアオイトトンボ

コバネアオイトトンボ Lestes japonicus Selys, 1883 は、アオイトトンボ科(Family Lestidae)アオイトトンボ属(Genus Lestes)で、ブログ「ホタルの独り言(Part Ⅰ)」には掲載しているが、本ブログでは単独の掲載ではなく、分類をまとめた記事「アオイト…

南紀荒船 秋の曙光

~蔵出し写真⑪~ 秋の海は、静かに息をしている夜の名残をそっと溶かすように、柔らかな朝日が水平線から昇りはじめ海面には金のひかりが静かに広がっていく 潮風に揺れるススキの穂は、まるで光を迎えるための小さな旗のようにささやかな音を立てながら朝の…

「奥多摩・檜原」日本の四季を巡る旅

「奥多摩・檜原」日本の四季を巡る旅と題して、この15年間で東京都奥多摩町や檜原村(一部あきる野市)で撮影してきた四季の自然風景写真から30枚を選別してスライドショー動画を作成し、Youtubeにアップロードした。 奥多摩・檜原村は東京西部の山岳地帯に…

アキアカネの連結飛翔と打泥産卵

アキアカネの連結飛翔と打泥産卵の様子を紹介したい。 アキアカネ Sympetrum frequens (Selys, 1883) は、日本に生息する18種類の日本のアカネ属に分類されるトンボの一種で、ロシア、中国、朝鮮半島、日本に分布する普通種である。平地または丘陵地、低山地…

Winter Triangle

~蔵出し写真⑩~ Winter Triangle(冬の大三角)は、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスという3つの1等星を結んでできる大きな三角形のことで、その三角形の中を天の川が通っている。 今回掲載した蔵出し写真は、滝雲で…

11月の美ヶ原高原

~蔵出し写真⑨~ 11月の美ヶ原高原で過去に撮影した写真(一部、過去に掲載済)を4枚掲載したいと思う。 毎年、11月になると何度も美ヶ原高原に通った。目的は1つ。霧氷を撮るためである。美ヶ原高原へは、ビーナスライン経由で美ヶ原高原美術館方面、また…

ホタルの飛翔風景写真

~蔵出し写真⑧~ 谷の底 漂う霧に 灯をともす命のひかり 宵をたゆたう 季節外れの写真であるが、蔵出し写真として今から15年前に撮影したホタルの飛翔風景写真を1枚掲載したい。 撮影したゲンジボタル生息地は、地元の方も来ない山奥の渓流。生態系の特徴と…

雨あがり、茜富士の刻

~蔵出し写真⑦~ 雨上がりの峠しっとりと濡れた空気の中に、世界が新しく息づきはじめていた 澄みきった空の青は、まるで心の奥まで洗い流すよう眼下には、靄に包まれた湖と山々が、静かに夢の続きを見ている その上を流れる雲が、夕陽に溶けてゆくそして遠…

残り紅葉と霧氷

~蔵出し写真⑥~ 11月中旬の美ヶ原高原。残り紅葉に霧氷がそっと触れる。秋の名残と冬の気配が静かに交わるこの時期ならではの光景。朝の光が差し始めると、紅と白がやわらかく溶け合っていく。澄み切った空気と静けさの中で、短い季節のはざまに見られる奇…

星のリフレクション

星のリフレクション風ひとつない夜、湖面は鏡のように静まり返り、無数の星がそこに身を寄せていた。空と水の境が消える瞬間、時が止まったように感じる——。 空で瞬き、湖面では揺らぐ星々を見ていると、不思議な感覚に包まれる。夜の静寂が、宇宙と心をつな…

紅葉と渓流の調べ

~蔵出し写真⑤~ 紅葉と渓流の調べ・・・それは、自然の静と動、温と冷が交わる美しい情景 渓流のせせらぎに、秋が映る赤や金に染まった葉が、水面をゆらりと渡っていく風が静かに吹き抜け、季節が語りかける紅葉と流れが奏でる、ひとときの調和 山の息づか…

ミスジチョウ属

~分類まとめ⑯~ このブログでは、個別に記事掲載している種を分類上同じグループでまとめた記事を時々掲載してきた。(カテゴリー:昆虫分類まとめ)今回は、ミスジチョウ属と題してリュウキュウミスジを除く撮影済みの5種をまとめた。 ミスジチョウ属(Ge…

印旛沼の朝焼け

~蔵出し写真④~ 印旛沼は、ブログに「印旛沼の夜明け」として4枚の写真を掲載しているが、以下の3枚はその時に掲載しなかった蔵出し写真である。「夜明け」の記事では、数十枚と撮影したカットの中でも、穏やかな印旛沼の水面に映る空の雲の色彩を意識し…