ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2016-01-01から1年間の記事一覧

日本の自然風景(2012-2016)

お世話になった方々、ブログにご訪問いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。 2017年が皆様にとってよい年でありますよう、お祈り申し上げます。 2016年の最後として、ここ5年間に…

2016年の自己ベスト(風景編)

昆虫写真の撮影の合間に自然風景写真も撮っている。真冬以外は、昆虫がメインなので自然風景写真は全体的に少ないが、イメージした風景を撮りたいと思い、綿密な計画を立てて気合を入れて臨んではいるものの、昆虫撮影同様に反省ばかりである。 最上の美との…

2016年の自己ベスト(昆虫編)

2016年も終わろうとしている。11月からは、ほとんど撮影に出掛けることができない状況になり、本年を締めくくるには悔いが残るが、例年のように一年を振り返って、私自身の反省のために自己満足ベスト10を選んでみた。前編は昆虫、後編は風景をまとめた。ま…

蒲生の棚田(冬霧)

蒲生の棚田は、新潟県十日町市松代地区の蒲生(かもう)にある棚田。松代地区の棚田は、稲刈りが終わると水を張って代掻きを行うので、いくつもの田んぼが水鏡となる。そして雪が降れば畦が白くなり、朝日に染まる朝霧とともに幻想的な光景が見られる。 一か…

冬へのいざない

12月。先週までは比較的暖かい日もあったが、昨日あたりから強い寒気が流れ込んでおり、西高東低の気圧配置とともに本格的な冬へと 移り変わろうとしている。色づいた木々の葉は落ち、中部山岳地帯から日本海側は白の世界に、そして太平洋側は乾いた世界へと…

晩秋から初冬へ

晩秋から初冬へかけての風景を集めてみた。御射鹿池は季節ごとに美しい姿を見せてくれるが、若葉の頃と凍っていない水面に木々の霧氷が映り込む光景を撮るのが今後の目標である。 小田代原は、霧氷を撮るために3年間で4回訪れたが、いつもタイミングが悪い…

秋の風景

秋の風景として紅葉の写真を6点ほど掲載したが、すべて過去に撮影した写真ばかりである。11月最後の週末も過ぎてしまったが、諸事情により、11月半ばより趣味である写真撮影を自粛しているため、過去に撮影した写真を掲載した。 昆虫写真、風景写真ともに随…

紅葉と緑葉

「まとめシリーズ第九弾」~紅葉と緑葉~ 今年は、撮影目標とした昆虫をギリギリまで追いかけているので、なかなか自然風景写真まで気が回らない。標高の高いところでは、すでに紅葉が終わってしまっているが、南房総は今月下旬から来月上旬が見頃であるから…

キイロテントウ

キイロテントウ Illeis koebelei Timberlake, 1943は、テントウムシ科(Family Coccinellidae)/カビクイテントウ族(Tribe Psylloborini)/キイロテントウ属(Genus Illeis)のテントウムシである。北海道、本州、四国、九州、南西諸島に分布し、4~11…

カトリヤンマ(青眼型メス)

カトリヤンマ Gynacantha japonica Bartenef, 1909 の産卵シーンを撮るために、筆者は毎年同じ場所を訪れて挑戦しているが、オスのホバリングは撮影できるものの、思う産卵シーンは一度も撮影できていない。今年は4回訪れ、10月23日は14時に1頭飛来し、証…

ヤクシマルリシジミ

ヤクシマルリシジミ Acytolepis puspa ishigakiana (Matsumura, 1929)は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)/ヤクシマルリシジミ属(Genus Acytolepis)のチョウで、本州では紀伊半島中南部、四国では高知県南部海岸地域、そして九州南部と南西諸島に分…

オオキトンボ

オオキトンボ Sympetrum uniforme (Selys, 1883)は、トンボ科アカネ属で、体色は全体が橙黄色で目立つ斑紋はなく、翅全体も薄い橙色になり成熟しても赤化しない。未成熟のショウジョウトンボに似るが、本種には前胸に長い毛があり、腹部が扁平ではないことで…

アキアカネ

アキアカネ Sympetrum frequens (Selys, 1883) は、日本に生息する18種類の日本のアカネ属に分類されるトンボの一種で、ロシア、中国、朝鮮半島、日本に分布する普通種である。平地または丘陵地、低山地の水田、池沼等で繁殖するが、6月頃に羽化した成虫は…

カワニナ

カワニナ Semisulcospira libertina (Gould, 1859)は、カワニナ科(Family Pleuroceridae)カワニナ属(Genus Semisulcospira)に分類される巻貝である。ゲンジボタルの幼虫の餌となることで有名である。 ゲンジボタルの幼虫は、自然界においては、これまで…

カトリヤンマ(静止飛翔と産卵)

カトリヤンマ Gynacantha japonica Bartenef, 1909 のオスは、マダラヤンマやサラサヤンマ等と同様に静止飛翔(ホバリング)するヤンマである。秋の午後になると雑木林から近くの水田や湿地に飛来して、草地の中を丹念にメスを探して飛び回り、その後、あち…

ウラナミシジミ

ウラナミシジミ Lampides boeticus (Linnaeus, 1767) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)/ウラナミシジミ属(Genus Lampides)に分類され、河川敷の草地や樹林地、都市の公園などでも普通に見られるチョウで、翅の裏に薄い褐色と白のしま模様があり、…

心が折れる2016年の秋

2016年の秋の撮影目標は、ミルンヤンマの産卵とカトリヤンマの産卵である。どちらも「静止写真」においては満足できるものを撮影しているが、産卵シーンは証拠程度のものしか撮れていないため、何とか美しく撮りたい。 ミルンヤンマの産卵シーンの撮影は、9…

オニヤンマ

オニヤンマ Anotogaster sieboldii Selys, 1854 は、オニヤンマ科(Family Cordulegastridae)/オニヤンマ属(Genus Anotogaster)に分類される。鮮やかな翡翠色の複眼と、はっきりした黄色と黒色のしま模様が特徴で、オオスズメバチでさえ捕食する日本最大…

ウラギンシジミ

ウラギンシジミ Curetis acuta paracuta de Nicéville, 1902 は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)/ウラギンシジミ属(Genus Curetis)に分類されるチョウで、翅の裏が銀白色に輝くことが和名の由来である。シジミチョウの仲間では大型で3cmほどある。…

アオイトトンボ属

~分類まとめ⑧~ アオイトトンボ属は、国内に以下の4種が生息しているが、本記事では未撮影のエゾアオイトトンボを除いた3種を紹介したい。尚、DNA解析による分化系統では、アオイトトンボとエゾアオイトトンボ、オオアオイトトンボとコバネアオイトトンボ…

トンボのハート型

トンボのハートは、オスがメスの前胸部(不均翅亜目は頭部、均翅亜目は前胸部)を腹端の付属器でつかみ、メスは腹部後端をオスの腹部の付け根近くに接合した様子、いわゆる交尾態である。他の昆虫の交尾は、雌雄それぞれの腹端にある生殖器を接して行われる…

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius hyperbius (Linnaeus, 1763) は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)/ドクチョウ亜科(Subfamily Heliconiinae)/ツマグロヒョウモン属(Genus Argyreus)に分類されるチョウである。有毒のチョウであるカバマダ…

キタキチョウ

キタキチョウ Eurema mandarina mandarina (de l'Orza, 1869) シロチョウ科(Family Pieridae)キチョウ属(Genus Eurema)に分類されるチョウで、秋田・岩手県以南の本州、四国、九州、南西諸島に分布するが、以前、和名は「キチョウ」であった。しかしなが…

トウキョウサンショウウオ

トウキョウサンショウウオ Hynobius tokyoensis Tago, 1931.は、有尾目サンショウウオ科の有尾類で、1931年に東京都あきる野市で発見された。関東一都六県に分布し、ミトコンドリアDNAの分子系統解析から、北部個体群(茨城北部、福島南部)と南部個体群(神…

モノサシトンボ科

~分類まとめ⑦~ モノサシトンボ科は、日本国内に以下の3属6種1亜種が分布しており、本記事では、南西諸島に分布するルリモントンボ属(リュウキュウルリモントンボは、2022年に撮影)を除いたモノサシトンボ属とグンバイトンボ属のトンボを紹介したい。 …

アオハダトンボ属

~分類まとめ⑤~ 日本国内にカワトンボ科は5属7種が分布しており、これらのうちカワトンボ属については、過去の記事で紹介した。また、ミヤマカワトンボについても当ブログにて単独で紹介しているが、今回は、アオハダトンボ属としてまとめて紹介したい。…

キベリタテハがいない?

キベリタテハが今年は極端に少なく、各地でほとんど見かけないと言う。一体、何故なのだろうか? キベリタテハ Nymphalis antiopa (Linnaeus, 1758) は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)/ヒオドシチョウ属(Genus Nymphalis)で、和名にあるように翅…

無伴奏フルートのための ラ・フォリア

シリーズ:自演クラシック音楽6.~フルート マラン・マレー作曲 スペインのフォリアによる25の変奏曲(無伴奏フルートのための ラ・フォリア) フォリアは、イベリア半島起源の舞曲。15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定ま…

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ Taraka hamada hamada (H. Druce, 1875) は、アシナガシジミ亜科/ゴイシシジミ属のチョウで、日本産のアシナガシジミ亜科のチョウは本種のみである。日本では北海道から九州にかけて広く分布し、平地から高地(標高1,600m)の笹薮等に生息する…

スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia niphonica Verity, 1909 は、シロチョウ科(Family Pieridae)/ヤマキチョウ族(Tribe Gonepterygini)/ヤマキチョウ属(Genus Gonepteryx) に属するチョウで、国内に生息している3種の内の1種である。 (タイ…