ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

紅葉は難しい

「まとめシリーズ第三弾」~紅葉は難しい~ 今年の秋は、仕事や講演会等で「まいめに池」以外は紅葉を見に行けそうもないので、過去に撮影した写真を現像し直しての 「まとめシリーズ第三弾」である。 撮影した写真を見直してみると、「新緑」に比べて「紅葉…

スメタナ「モルダウ」(玉川大学管弦楽団)

シリーズ:自演クラシック音楽1.~玉川大学管弦楽団 スメタナ 連作交響詩「わが祖国」よりモルダウ 前々記事にて掲載した音楽ムービー。懲りずにまた作成した。今回は、「モルダウ」である。 「モルダウ(The Moldau)」は、チェコの作曲家スメタナ(1824~…

富士10景

「まとめシリーズ第二弾」~富士10景~ 世界文化遺産に認められ、日本人の信仰や日本の芸術創作の源泉である富士山。24日の夜、NHKの番組「ブラタモリ」を見ていたら、富士山の生い立ちと美しさの秘密について放送していた。(10/31にシリーズ第4回目の放送…

水鏡の四季彩

「まとめシリーズ第一弾」~水鏡の四季彩~ 紅葉の「まいめの池」を掲載し、周囲の風景を映し出す水鏡の美しさを前記事で紹介したが、これまでに撮影した、池や湖を「水鏡の四季彩」として4点ピックアップしてみた。過去に個別に掲載していた写真を別のテー…

まいめの池 ~紅葉~

まいめの池の紅葉を撮影した。 まいめの池は、長野県松本市安曇・乗鞍高原の中央部を占める一の瀬園地(標高1,500m)にある小さな池。周辺には、「あざみ池」「どじょう池」「偲ぶの池」等、幾つかの池があり、それぞれ特徴があるが、「まいめの池」は池畔の…

ヤマキチョウ属2種

~分類まとめ①~ シロチョウ科のヤマキチョウとスジボソヤマキチョウ。レモン・イエローの美しい2種は、半逆光で撮影することで魅力を引き出せる。 シロチョウ科(Pieridae) モンキチョウ亜科(Coliadinae) ヤマキチョウ族(Gonepterygini) ヤマキチョウ属(Gon…

ミルンヤンマ

ミルンヤンマ(Planaeschna milnei)は、7cmほどでの中型のヤンマで、大きな複眼と腹部が少しくびれているのが特徴。 丘陵地や山地の流れの緩やかな渓流などに生息している。6月下旬頃に羽化し、11月頃まで見られる。昼間は、薄暗い藪の中で木の枝にぶら下…

カトリヤンマ

カトリヤンマ(Gynacantha japonica)は、北海道南部から九州まで広く分布し、平地や丘陵地の細い流れや池沼、 林縁の水田などに生息するヤンマである。 夏に羽化し、昼間は、薄暗い藪の中で木の枝にぶら下がって休んでいるが夕暮れや早朝に飛びまわり、文字…

日本ホタルの会シンポジウム 開催のお知らせ

日本ホタルの会シンポジウム 開催のお知らせ 第22回 日本ホタルの会シンポジウム -ホタルを通じて身近な自然環境を考える- 「ホタルはどこで入手できますか?」という問い合わせがよく届きます。最近ではインターネットを通して容易にホタルを購入するこ…

生態系被害防止外来種のチョウ

平成22年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議において、「2020年までに侵略的外来種とその定着経路を特定し、優先度の高い種を制御・根絶すること」等を掲げた愛知目標が採択された。この愛知目標の達成に資するとともに、外来種につい…

日本のアカネ属

アカネ属、俗に言う「赤とんぼ」は、日本で22種見ることができるが、その内4種、タイリクアキアカネ(Sympetrum depressiusculum)、イソアカネ(マンシュウアカネ)(Sympetrum vulgatum imitans)、スナアカネ(Sympetrum fonscolombii)、オナガアカネ(S…

ヒサマツミドリシジミの発生時期に関する考察

ヒサマツミドリシジミの飼育を4月と5月に試み、卵から蛹までの様子を富山県在住の 中 毅士 氏とともに観察した。 その結果から、自然界での発生時期に関して考察したい。 ヒサマツミドリシジミ(Chrysozephyrus hisamatsusanus)は、一般的には6月下旬頃…