ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

成虫で越冬するトンボ

まもなく3月となり、昆虫も越冬から覚め活動を始める。昆虫の越冬態は、卵、幼虫、蛹の場合が多いが、成虫で冬を越す種もおり、オサムシ類やカメムシ類、テントウムシの仲間の他、チョウ類では身近なものでは16種類ほど知られている。トンボ類では、日本国…

美しいコガネムシ

昨今「超美麗な昆虫たち」と「瑠璃という名の昆虫たち」と題して、昆虫の色彩美を紹介したが、今回は、コガネムシ科4種を集めてみた。 甲虫類の中でも美しい種が多い黄金虫。野口雨情作詞、中山晋平作曲による日本の童謡・唱歌に「黄金虫は金持ちだ・・・」…

九十九谷

九十九谷は、その幾重にも連なる房総の山並みが墨絵のように霞むさまを、近代日本の随筆家である大町桂月(1869-1925)が「鹿野山の九十九谷の眺めは天下の奇観なり」と絶賛し、昭和63年には「房総の魅力500選」に、平成19年には「ちば眺望100景」にも選定さ…

ホタル写真の変遷

シリーズ「ホタルの写真を撮る」その1 まだ、ホタルの季節にはかなり早いが、決して季節はずれの話題ではない。今から準備することが望ましいのである。今回は、「ホタル写真における撮影方法の変遷について」。後に、実際の季節になったら、生態写真も含め…

瑠璃という名の昆虫たち

先般、当ブログの「超美麗な昆虫たち」という記事において、私が覚えた極彩色の昆虫たちを紹介したが、今回は、和名に「ルリ(瑠璃)」が付く昆虫を紹介したい。 「瑠璃」とは仏教世界の中心にそびえ立つ須弥山で産出される宝石のことで、その色にちなんだ瑠…

海の風景

「まとめシリーズ第八弾」~海の風景~ 撮影頻度はかなり少ないが、海も好きな風景の1つである。今までで一番印象に残っている海は、宮古島の「美ら島」と西伊豆の「雲見千貫門」だ。宮古島のエメラルドグリーンの海は日本一の美しさであり、雲見千貫門は絶…

超美麗な昆虫たち

超美麗な昆虫たち・・・この記事では、これまでに撮影した日本に生息する超美麗昆虫12種を集めてみたので紹介したいと思う。 この時期は、自然風景写真を主としているために、気象条件のタイミング次第では自宅に籠ることが多い。そんな時は、過去に撮影した…

霧氷(rime)

霧氷の光景に取り憑かれ、ここ数年は冬になると霧氷ばかり追いかけている。その理由は、ブログ記事「霧氷の魅力」を読んでいただきたいが、霧氷は、勿論、冬の時期にしか見られないが、ある限られた気象条件でしか現れないし、東京在住で週末しか出かけられ…

雪の花

白樺高原の霧氷、白樺湖の雨氷、そして御射鹿池の霧氷と見てきたが、どれも説明的な写真になってしまった。霧氷や雨氷という素晴らしい光景に出会いながら、何も考えず撮っているような写真ばかりに未熟さを痛感し、気持も滅入る後日である。 今回、一枚だけ…

御射鹿池 冬景と霧氷

御射鹿池。私の親類の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルになった池である。 御射鹿池には四季を通じて何度も訪れており、冬にも3回訪れて撮影しているが、その時は、池は凍っていないものの、早朝という時間と着雪した…

白樺湖の雨氷

雨氷とは、0℃以下でも凍らない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される硬く透明な氷のことだ。 白樺湖では、昨年の1月24日にとても美しい霧氷の光景に出会い、写真に撮っているが、今回は、霧氷では…

白樺高原の霧氷

今シーズン、初めての霧氷撮影。 霧氷の撮影は、週末と天気の組み合わせが良くなければ不可能なのだが、ようやくチャンスが巡ってきた。 今回の目的は、白樺高原“夕陽の丘”展望台からの光景である。5時半に到着し駐車できるスペースに車を止めて夜明けを待…