2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
富嶽とは富士山の異称で、葛飾北斎が富士を描いた浮世絵(富士図版画集)「冨嶽三十六景」「富嶽百景」は有名である。現在では、「絵」はもとより「写真」で富士山を表現する方々がプロ・アマ問わずとても多い。素人の私も、駄作ばかりではあるが、富士山の…
ルリボシヤンマ属(Genus Luehdorfia)は、国内に以下の4種が生息しており、これら4種のメスには、青色型メス(オス型メス)が存在する。ここでは北海道にのみ生息するイイジマルリボシヤンマ(未撮影)を除く3種の青色型メス(オス型メス)について、こ…
大山千枚田は、千葉県鴨川市にある棚田で農林水産省選定の「日本の棚田百選」に選ばれている。375枚の水田が階段状に並んだ光景は、将に日本の原風景であり、千葉県指定文化財にもなっている。特定非営利活動法人大山千枚田保存会が管理し景観の保全を行って…
オオルリボシヤンマ Aeshna crenata Hagen, 1856のメスには、青色型(オス型メス)と緑色型(メス型メス)が存在することは前記事「オオルリボシヤンマの青色型メス(松本市)」で述べているが、青色型は緑色の基本形質に青色が出現する変異であり、こうした…
オオルリボシヤンマの青色型メスを長野県松本市で撮影したので紹介したいと思う。 9月7日にフィリピンの東で発生した台風14号は、17日(金)に福岡県に上陸(福岡県に台風が上陸するのは初)、翌18日午前3時には東海道沖で温帯低気圧に変わったが、前線や湿っ…
ゴマダラチョウ Hestina persimilis (Westwood, [1850]) およびアカボシゴマダラ Hestina assimilis (Linnaeus, 1758)は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)コムラサキ亜科(Subfamily Apaturinae)ゴマダラチョウ属(Genus Hestina)で、ゴマダラチョウ…
リスアカネ Sympetrum risi risi Bartenef, 1914 は、トンボ科(Family Libellulidae) アカネ属(Genus Sympetrum)で、北海道、本州、四国、九州に分布する。平地から丘陵地にかけての、周囲を樹林に囲まれたような閉鎖的な池沼でよく見られる。成虫は6月下旬…
9月二度目の週末。本来ならば新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言は12日で解除の予定であったが、何と東京をはじめ19都道府県で今月30日まで延長され、高速道路の休日割引も同日までない。天候も不安定なため、仕方なく土曜日は自宅で自粛である。星空に…
9月最初の週末も雨。September rain 九月の雨は冷たくて・・・無念の8月を引きずったまま9月の雨は心に沁みる。 自然風景ならば雨の日にしか撮れない光景もあるが、予定していたのはトンボとチョウ。こんな天気では撮れるものも撮れない。仕方なく土日と…
9月である。一年の2/3が過ぎてしまった。この間に撮った自然風景と言えば、栃木の桜を除くとすべてが夜間であり、ホタルの光跡以外は星空ばかりを撮ってきた。理由は3つある、1つは新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、ほとんど人と接しない時間…