2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
四万ブルー(Shima Blue)とは、群馬県中之条町を流れる四万川の水の色のことで、この地を訪れた全ての人が驚くという。特に四万温泉の最奥にある周囲約4Kmの人造湖「奥四万湖」の青い湖面には息をのむ。湖の透明度の高さによって青い光が水の奥底まで届くこ…
中子の桜は、新潟県津南町中子にある灌漑用ため池の辺に植えられたもの。残雪の桜、湖面に映る桜、桜の存在感を引き立てる背景の杉林、幻想的な朝霧など、写真家にとっては魅力的な場所である。信州「中綱湖のオオヤマザクラ」の光景が似るが、こちらの桜は…
儀明の棚田は、新潟県十日町市に点在する棚田の1つで「桜の棚田」として知られており、畦の山桜が棚田の水鏡に映り込む景色が美しい。その山桜が満開の時期に訪れたいが、これまで中々タイミングが合わなかった。情報では、19日の朝で二~三分咲き。しかし…
星峠は、新潟県十日町市松代地域にある棚田で、大小様々な棚田およそ200枚が斜面に広がっている。 雲海が発生し、水鏡が輝く絶景スポットとして全国に知られており、筆者も2013年の5月に「水鏡の水田と朝霧」と「光芒」、2015年12月には「雪景色」を、2017…
ゲンジボタルの幼虫上陸の観察と撮影を山梨県の生息地で行った。 ゲンジボタルの幼虫は、水中でおよそ9ヶ月、個体によっては4年近く水中で生活し、春になると陸地の土中で蛹になるために上陸を行う。上陸の時期は、日本各地の生息地によって異なり、関東地…
春本番の昨今、昆虫も活動を始め桜前線も北上中で、この週末は天候条件から時節柄「撮ってみたい」と思った被写体や光景はあったが、 昆虫写真では「今年も会えました。」的な同じようなカットの写真は撮りたくない。自然風景写真においては、大勢の方と同じ…
ルーミスシジミ Arhopala ganesa loomisi (H. Pryer, 1886)は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)のムラサキシジミ属(Genus Arhopala)のチョウ。国内では千葉県の房総半島南部を北東限として紀伊半島・中国・四国・九州・隠岐・屋久島に、局地的に分布…
日蓮宗総本山「身延山久遠寺」。報恩閣前のしだれ桜は樹齢400年と言われ、全国しだれ桜10選に数えられている。大きく垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンク色の花が咲き誇る様子は圧巻で、風格とともに優美さも感じる。7年前は夜桜を撮ったが、今回はほぼ満月と…