ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2006-01-01から1年間の記事一覧

ホタルの飼育に警戒感

この一ヶ月間はとても忙しかった。サラリーマンだから月~金は60時間働き、土日は、ホタル。今年はテレビのロケもあり、日本ホタルの会の理事会や事務局会議とほとんど家にはいなかったので、昨日今日は完全休養日とした。ちょうど雨降りだし、子供とも食事…

ホタル鑑賞時のマナー

写真は、車道脇を流れる川にホタルが生息している場所だが、普段はほとんど車も人も通ることはない。しかし、ホタルが発生する時期になると大勢が車で詰めかけ渋滞するほどになる。河川上を常に車のヘッドライトが照らし、多くの鑑賞者の手には懐中電灯が握…

ホタルをネットオークションで売る馬鹿者

頂いたコメントの情報を元に調べてみたら、何と自然発生しているホタルを捕まえてネットオークションで販売している大馬鹿者がいる。 smith61psさんの 商品一覧 [ビッダーズ] 源氏蛍成虫15匹期間限定セット 現在価格: 2,500円 源氏蛍《ゲンジホタル》成虫…

ゲンジボタルの乱舞

昨日は、1日雨。今日は、午前中が晴れで午後から曇りで、しかも気温も高く風がまったく吹いていない・・・。絶好のホタル日和だ。昨年は山梨まで遠出したが、今回は4時間かけて静岡県伊東市近くまで行って来た。19時20分。一番ホタルが光り始め、みる…

今年もホタルの写真撮影を開始

幻想的なホタルの写真を 2006年も6月3日の千葉県を皮切りにホタル成虫の写真撮影を開始した。東京都内の自然発生地を舞台に撮影を続けているが、東京との比較の意味で、昨年から近県のホタル発生地を巡ることにした。この時は、テレビ撮影 (7月2日(…

ホタルのロケ

昨日に引き続き、ホタルの番組のロケがあった。 番組と放送日は 7月2日(日)18:30~ テレビ東京 「トコトンハテナ」”ホタルは増えてるの?” 本日は私の出番はないが、知り合いの人の所とある場所のホタル祭りのロケに同行した。13時過ぎから始まり…

私にとっての本年初ホタルは・・・

6月3日(土)、本年最初のホタル観察に出かけた。場所は千葉県の某自然発生地。昨年は友人と二人で行ったが、今年はタレントさん二人とテレビの取材陣が同行した。いろいろな里山の風景を撮影しながら、日没前に現地に到着。一番ホタルを待つ。いつもこの…

ホタルの生息する環境づくりの指導

半年かけて、ある場所のホタルの生息する環境づくりの指導をしているが、人工河川において自然を再現することはたいへん難しく、膨大な時間がかかるが、ようやく形ができてきた。土づくりも植生も理想の10%だが、それでも早々10匹ほどのホタルが羽化し…

我が家の愛犬「プリン」の死

平成7年(1995年)1月17日午前5時46分、淡路島北淡町野島断層を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した。淡路島、神戸市、西宮市、芦屋市など、震度7の烈しい揺れに見舞われ、死者6,433人。行方不明3人、重軽傷者者43,792…

午前中は晴れて蒸し暑かった。午後は強風で快晴になり、15時頃に太陽が陰ったのでふと空を見上げると、北の方は黒い雲が立ちこめており、あっという間に土砂降りの雨となる。そして18時。美しい空が広がっていた。私は、空を見上げるのが好きだ。真っ青…

小田原で早くもホタル発生か?

梅雨のように小雨が降る毎日が続いている。勤務先のビルの窓から見える新宿の高層ビル群も霞んでいる。土に潜ったホタルの幼虫にとっては、乾燥を防ぐことが出来るので好都合だが、われわれ人間にはうっとうしい天気である。 21時頃、小田原近くに住む義理…

ホタルの幼虫の上陸週間

先週のゴールデンウィークは晴天続きだったが、週が変われば毎日雨模様である。 ベランダの鉢植えの植物も、一気に緑が濃くなった。タイムは花盛り、ラベンダーも花穂が伸び始めてきた。乾燥を好むハーブたちには、この雨続きの天気は残念だろうが、生き物に…

まだまだ続く、ホタル幼虫の放流や飼育の報道

ホタル幼虫の放流や飼育のメディア報道は、相変わらず続いている。 「ホタルの繁殖を進めている○○市において、身近な水辺でホタルの発生を通し、環境に対する関心を高める狙いで、幼虫が上陸する“島”を造ったり、えさになるカワニナを放流。その後、ホタルの…

東京でホタルの幼虫が上陸

晴天続きのゴールデンウィークだったが、最終日の本日は待望の雨となった。4月は雨の日が6日間あったが、雨天時の最低気温が10℃の日が2日で、後は10℃を大きく下回っていた。雨天以外でも、気温の低い日が多い。これでは、ホタルの幼虫は上陸しない。…

オーレル・ニコレの芸術

これまで、フルーティストのゴールウェイ、ランパルと紹介したが、今回は80歳を迎えたオーレル・ニコレを紹介したい。 フルートを手にする人たちは、一度はこう自問してみたことがあるにちがいない。一体、フルートという楽器にどれほどのことが可能なのか…

国分寺姿見の池緑地保全地域

中央線の線路の北側、西国分寺駅から国分寺駅方向へわずかのところに小さな林があり、その国分寺駅寄りに池がある。これが姿見の池である。この池は、玉川上水から分水された恋ヶ窪用水の通り道にあり、溜池になっていたのではないかと思う。用水への給水が…

ブラベ/フルート協奏曲

風薫る五月。良い天気に新緑。今日は予定もなく家でのんびりとできそうだ。久しぶりにランパルの音が聞きたくなった。ランパルとは、フランスのフルートの巨匠ジャン・ピエール・ランパルである。すでに亡くなっているが数多くのCDを出している。J.ゴー…

トウキョウサンショウウオ

春の里山に流れる小さな湧水。わずか2cmの水深しかない場所にトウキョウサンショウウオが産卵していた。卵塊の半分は水面より上に出ているが、この場所は毎年産卵に訪れているたいへん貴重な環境である。 ホタルと里山の写真集より今月の1枚の写真トウキ…

ほたる

「ほたる」・・・と言っても昆虫のホタルではない。昨年もこのブログで紹介したワインの名前である。ホタル好きワイン好きにとっては、飲んでおきたい一品である。私は会社の健康診断で肝臓の○○値が高く要注意と言われながらも毎日1本ずつワインを空けてし…

ベランダのブルーベリー

ベランダに置いてある鉢植えのブルーベリーが花盛りだ。背丈を超えるまでに成長し、数え切れないほどの蕾がつき、小さな花を咲かせている。昨年も随分と味がなったが、ほとんどを野鳥に食べられてしまった。今年こそは食卓のデザートとして並べたいものであ…

J.ゴールウェイとベルリン・フィル

ドイツ・グラモフォンの輸入盤ですばらしいCDを見つけた。J.ゴールウェイとベルリン・フィルというCDである。フルート奏者やフルートファンならば、ぜひ聴いておきたい1枚である。これは、フルート曲ではなく、カラヤンとベーム指揮によるベルリン・…

ホタルの幼虫放流について

今年も、春になってからホタルの幼虫を放流した所は全国的に多い。ホタルの幼虫を放流することは、けして悪いことではない。しかし、放流の時期が3月であるということとそれだけに頼っていることに大きな疑問を感じる。 ホタルが一生を通じて安心して暮らせ…

JR中央線国立駅その2

4月2日に「国立駅80周年をお祝いする会」によるイベントが開かれる。 【駅構内コンサート】 ■開催時間 13:00~16:30 ■プログラム(予定) ●13:00~13:30 小百合幼稚園 合唱 くにたちハンズ・メイト(手話コーラス) ●14:00~14:30 ドンキーズ(ジャ…

80歳の駅舎と桜

私はJR中央線国立駅から徒歩5分のところに住んでいるが、この4月2日で国立駅が80歳になるということである。南口からまっすぐに伸びる大学通りでは桜が満開に近い。この桜をバックにした駅舎の風景は、あと何回見られるのだろうか?反対運動もあった…

ゲンジボタルの発光現象の仕組みをとらえる

ゲンジボタルの発光現象の仕組みをとらえる - 世界最大の放射光施設SPring-8の光が解き明かすゲンジボタル発光の謎 - 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、国立大学法人京都大学と共同で、ホタルが黄緑色に光るメカニズムを世界で初めて原子レベ…

謹賀新年

謹賀新年。 旧年中は多くの皆様にご支援いただきありがとうございました。 本年は、ゲンジボタルの一生の映像化とヘイケボタルの生態写真の撮影を中心に取り組みます。また、ホタルの生息地の保護活動も進めて参ります。 ホームページにおいては、内容に充実…