ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

亀山湖 朝靄と光芒

~蔵出し写真⑭~

光の息づき

湖はそっと息をひそめ、朝靄が水面を抱くように漂う
橙の光芒は、時が動きはじめる前の柔らかな鼓動のよう

小さなボートの影さえ風景に静かに溶けてゆく
天から差し込む光の束は、朝靄を裂き、水を染め
まだ誰も知らない色で朝を描きはじめる

その瞬間、時はひそやかに息づき
光の鼓動がはじまる

 亀山湖(かめやまこ)は、千葉県君津市にある亀山ダムによってできた人造湖で、ダムと湖の自然環境は君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産に指定されている。例年、11月下旬頃には湖畔周辺のモミジやイチョウ、ナラ、クヌギなどが鮮やかに紅葉し、いくつもの橋の上から紅葉狩りが楽しめる。
 掲載写真の撮影は、2015年の11月29日。ちょうど紅葉が見頃の時期ではあったが、目的はルーミスシジミを撮影で、亀山湖は、たまたま通りかかっただけであった。この日の朝は、放射冷却で朝靄が立ち込め、入り組んだ複雑な地形と朝陽の光芒が目を引いた。車を止めて、何枚か撮ったうちの1枚である。

*以下の掲載写真は、クリックしますと別窓で拡大表示されます。

亀山湖の朝の写真
亀山湖 朝靄と光芒
Canon EOS 7D / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F11 1/1000秒 ISO 200
(撮影地:千葉県君津市 2015.11.29 8:10)

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