
写真は、車道脇を流れる川にホタルが生息している場所だが、普段はほとんど車も人も通ることはない。しかし、ホタルが発生する時期になると大勢が車で詰めかけ渋滞するほどになる。河川上を常に車のヘッドライトが照らし、多くの鑑賞者の手には懐中電灯が握られ、時折カメラのフラッシュが瞬き川面を照らす。ホタルは写真のように川面の僅かな暗闇でしか発光して飛ぶことができない。このような話もある。ある市町村がホタル発生地において「ホタル祭り」を開催する際に沢山の提灯をつるした。すると、数年後にホタルは絶滅したのだ。主催者は、何も悪気はなかったのだが、ホタルの生態を知らなかったばかりに絶滅させてしまった。人々はホタル鑑賞のために訪れるが、以上の行為による光害によってホタルが絶滅した場所は、全国的にたいへん多い。人々のマナーが良くならなければ、毎年ホタルは減っていくだろう。
我々は、ホタルを見てやっているのではなく、見させていただいているのだ。
ホタル鑑賞時のマナー
● 発生地内をライトを付けたまま車で走らない。
● 発生地内で車のハザードランプを点灯させない。
● 懐中電灯を照らさない。
● ストロボを焚いて写真撮影しない。
これだけは、守っていただきたい。東京にそだつホタル