古河庭園とは、 コケ庭と山野草園からなる私の自宅の庭のことで、勝手にそう呼んでいる。毎月、様子を記録として掲載しており、今回は8月編である。
コケ庭
コケ庭は、9割ほどがコケで覆われるようになり、少しずつコケ庭らしくなってきた。一番元気なのはスギゴケで、コロニーを大きくし範囲を広げており、あちらこちらにも小さなコロニーがある。
全体を見渡すと、部分的に少々茶色に変色している箇所がある。酷暑の連続と強い日差しの夏は、コケにはダメージが大きい。昨年はコケ庭全体の半分ほどがかなりのダメージを受けたので、今年は、早朝の散水後にヨシズで覆うようにした。本来は木陰が望ましいが、物理的に無理であるから、ムレないように通気性を確保できるヨシズで覆ってみた。夕方の散水時に外すと、カラカラにはなっておらず、まずまずの状態である。
「美しいコケ庭ですね」と言われるまでには何年もかかるだろうが、まずは何とか今夏を乗り越え、涼しくなってくるだろう10月には新芽を伸ばしで緑色が広がることを期待したい。
*以下の掲載写真は、クリックしますと別窓で拡大表示されます。

直射日光を遮る目的でヨシズで覆ったコケ庭(2026.8.01)
山野草園
山野草園では、オミナエシが元気である。高いものでは1mほどまで伸び、黄色い花をたくさん咲かせている。オオセイボウの飛来を期待しているが、平日を含め1日中張り付いてもいられないため、未だ確認はできていない。
キキョウも咲き始めた。矮性種ではないため、50cmくらいに伸びた茎の先で青紫の花を咲かせている。ワレモコウも少しだけ咲いているが、先月、梅と柿の剪定を植木屋に依頼した時に、ワレモコウの伸びた花茎をいくつも折られてしまい、更には水切れもあって、休眠状態になっている。朝夕の水やりで復活してくれることを祈りたい。
現在、咲いている花はもう1つ。シュウカイドウである。1日の大部分が日陰になるところに植えてあるが、午後の2時間近くは直射日光が当たってしまうため、こちらも水やりが欠かせない。今月後半からは、ミゾハギ、フジバカマなどが咲く予定で、その後は、シュウメイギク、アキチョウジ、ヤマハッカ、ヒガンバナなど、秋の花々が咲くことを期待したい。
山野草それぞれが好む環境は分かっていても、日当たり加減や風通し、土の状態などは庭の物理滝環境によって様々であるから、実際に植えてみて、色々と検証しながら育ててみるしかない。少しずつ手を入れながら、私の山野草園を作っていきたいと思う。
庭の昆虫
庭にてアブラゼミが羽化したことは記事として掲載し、トウキョウヒメハンミョウが生息していることも記しているが、今回の昆虫は、ツマグロヒョウモン。庭のあちこちに生えている食草であるスミレを食べつくし、年に2度ほど大発生する。
スミレ好きな方にとっては問題の害虫であろうが、昆虫好きにとってはそうではない。幼虫も見ることができるが、かなりグロテスクなため写真の掲載はなしにして、庭の至る所で蛹化したさなぎの写真を2枚掲載したい。アゲハチョウと違ってお尻から逆さにぶら下がる垂蛹で、背中に5対(計10個)のキラキラと光る金色の突起があるのが特徴である。
サナギの色は、黒から焦げ茶、薄茶色までバリエーション豊かであり、蛹化した時の気温によって色が変わると言われているが、同じ気温でも蛹化した場所によっても色が違っていることが分かる。どちらの蛹も10日ほどで羽化してチョウになる。

ツマグロヒョウモンの蛹
Canon EOS 7D Mark Ⅱ / TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(撮影地:自宅の庭 2026.8.01)
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