開田高原は、長野県木曽町にある標高およそ1,200mmの高原である。御嶽山の麓、雄大な自然と懐かしい農村風景が広がり、「木曽馬とそばのふるさと」として知られている。
開田高原は、先週に続き2度目の訪問である。前記事に記したように、先週は気温マイナス13℃の深夜に「木曽馬の里」で星空を2時間半かけて撮影し、日の出時刻には、2014年に噴火した御嶽山のモルゲンロートを撮影。その後、末川に移動して気温マイナス15℃の中、1時間かけて川霧と霧氷を撮影したが、これらすべての写真データが失われてしまったのである。今回はリベンジである。
3日の15時に自宅を出発して、途中、諏訪湖SAで早めの夕食をとり、開田高原の「木曽馬の里」に18時に到着。天気予報もGPV気象予報でも夜半までは天気が良い。そして月が昇ってくるのは21時。まずは「星空」の撮影である。暗くなった19時から撮影を開始。当初、西側に雲が掛かっていたが、それも徐々に流れ、北西から南東にかけては、冬の天の川も確認できる。「木曽馬の里」の丘にある一本のコナラの木と組み合わせて撮影。地上の「生」の背後に広大な宇宙を表現できた。
19時半からは、一番星が輝いて見えた南東の方角にカメラを据えて、30秒ごとに1枚ずつ、90分間のインターバル撮影を行った。その90カットは、一枚一枚丁寧に現像してタイムラプス動画にした。さらに過去に撮影して動画にしたものと編集し、著作権フリーの音楽を付けて掲載した。
21時からは、昇り始めた月とコナラの木を撮影。先月31日は、貴重な皆既月食「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」であったが、この日は、月齢17.4との組み合わせ。まずまずの明るさで、コナラの木の影がくっきりと伸びた。しかしながら、なかなか良い構図が見つからず、また寒さに耐えきれず、中途半端で終了。星空が、綺麗に撮れたので良しとしたい。
さて、翌朝は、一番の目的である「末川の霧氷」を撮るためにポイントに移動。先週は、両岸すべての草木が真っ白であったが、この日は、 気温がマイナス9℃までしか下がらず、霧氷は部分的にしか付いていなかった。予報では、深夜から明け方まで雪であり、それも期待していたが、まったく降らなかった。
こうなると、余計に先週の写真データを失った悔しさを感じるが、仕方がない。マイナス15℃になる時を待って、再び訪れようと思う。
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開田高原より冬の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 15秒 ISO 800(撮影地:長野県木曽町 2018.2.3)
開田高原より冬の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000(撮影地:長野県木曽町 2018.2.3)
星空タイムラプス動画
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM
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