昆虫と話題
先般、当ブログの「超美麗な昆虫たち」という記事において、私が覚えた極彩色の昆虫たちを紹介したが、今回は、和名に「ルリ(瑠璃)」が付く昆虫を紹介したい。 「瑠璃」とは仏教世界の中心にそびえ立つ須弥山で産出される宝石のことで、その色にちなんだ瑠…
超美麗な昆虫たち・・・この記事では、これまでに撮影した日本に生息する超美麗昆虫12種を集めてみたので紹介したいと思う。 この時期は、自然風景写真を主としているために、気象条件のタイミング次第では自宅に籠ることが多い。そんな時は、過去に撮影した…
昨年9月に環境省より「レッドリスト2015」が公表された。レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)とは、日本に生息又は生育する野生生物について、専門家で構成される検討会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に…
先月下旬に誠文堂新光社から「水生昆虫大集合」という子供向けの本が発売された。ゲンゴロウ、タガメなどの水生昆虫や、幼虫時代に水生のものや水面で暮らすアメンボなどをわかりやすい解説で紹介している。ホタルについても少しだけ触れられており、ゲンジ…
午前9時、家の直ぐ近くの松の木でクマゼミが鳴いているのを聞いた。JR中央線国立駅からおよそ400mの場所である。国立で聞くのは初めてである。勤め先の渋谷区では、5~6年くらい前から神宮前6丁目で鳴いているのを聞いているが、国立までその範囲…
先日、「日本ホタルの会」の主催で「ぐんま昆虫の森」見学会が開催された。30名ほどの参加で、親子ずれも目立った。観光バスで園に到着すると矢島稔園長が出迎えてくれた。関係者専用の通用口から入り、通常では見ることの出来ない標本室をはじめ、さまざ…
ヘラクレスオオカブトのオスが急死してしまった。休眠あけから1年くらいは生きるらしいが、僅かな命だった。原因は分からない。ガラス蓋付きの桐の標本箱に入れた。メスは相変わらず元気であるが、繁殖の機会を失ってしまった。飼育は2度目で、しかも立派…
デジカメがないので、携帯電話で撮ってみた。一応200万画素あるらしい。我が家のヘラクレスオオカブトの原種、ヘラクレス・ヘラクレスのオスである。
ヘラクレスオオカブトのオス(通称ヘラオ、メスはヘラコ)が約50日の休眠から目覚め、後食を開始した。特大バナナゼリーを抱きかかえるように、口をつけてなめている。たいへん立派な姿である。デジカメがないのでお見せできないのが残念である。
ベランダに樹高約1mほどのミカンの鉢植えがある。もう、かれこれ5,6年まえに購入したものだが、ミカンがなるのを楽しむためではなく、アゲハチョウのために買った物だ。毎年、必ずベランダのこの小さなミカンの木に産卵してくれる。今年も勿論産卵して…
ヘラクレスオオカブトのオスが羽化して約3週間がたった。今日はこれまでの特大ケースから、小さなプラスチックケースにお引っ越し。蛹室でひっくり返っているオスを取り出し、マットを敷いた小さなケースに入れると、1~2分でこれまで黒色だった上翅が特…
久しぶりにオスのヘラクレスオオカブトの蛹室を覗いたところ、羽化していた。まだ上翅が赤色をしているので羽化後1~2日くらいであろう。正確に計測できないが、約13cmで羽化不全もなく完全な個体である。胸角は黒くまっすぐに伸び、頭角にはいくつも…
ものすごい大食漢である。1日で専用ゼリーを2ケースたいらげてしまった。ずっと食べっぱなしである。
昨日、休眠からさめたメスが後食を始めた。ゼリーのカップに1日中頭を突っ込んでいる。安心した。
1月上旬に羽化したヘラクレスオオカブトムシのメスの成虫がようやく休眠からさめた。マットの中から出てきて動き回ったり、朽ち木に止まったりしているが、まだゼリーを食べようとしない。後食というらしいが、3ヶ月も休眠していていつになったら腹がへる…
昨日、「日本ホタルの会」主催の第8回談話会が行われた。ホタルだけではなく様々な生き物について学ぶことも大切として今回はコオロギを取り上げ、また小さな子供も参加できる内容であった。ちいさなゲージに入れられたフタホシコオロギが参加者全員に1匹…
昨年の7月に、息子にせがまれてヘラクレスオオカブトの幼虫を3匹購入し、飼育しているのだが、本日、オスの幼虫が前蛹から蛹化した。だいだい色の蛹が土繭の中で横たわっている。胸角の曲がりがほとんどない大型である。実は、1匹は死んでしまい、残りの…
今日は「啓蟄」である。啓蟄とは、暦の二十四節気のひとつで、雨水後15日めの3月5日頃に当たる。 “啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹くと同時に地上へ這い出してく…