今年になってようやくデジタル一眼を購入した。デジタルはやはり便利だ。家に帰れば、直ぐさまPCで現像して見ることが出来る。先日、1時間ほど
里山に出かけてきたが、後で驚いたのが50枚も撮影していたことだ。フィルムでも、枚数のことは考えずに同じカットを何枚も撮っていたが、フィルムが無くなればそれで終わり。もちろん、デジタルでも記録容量があるから再現なく撮れるわけではないが、それでもほとんど枚数を気にせず撮影できるのがうれしい。また、見た目に近いくっきりとした写真が撮れる。特にマクロでは細部までシャープだ。最初は単なる記録用と思っていたが、
Canon EOS 5D Mark Ⅱ は、その意識を変えさせるカメラだ。
30年以上
フィルムカメラで撮ってきたが、このデジタルの時代にあって、「フィルムの良さ」とは何なのだろうか? フィルムは好きだ。特にリバーサルは格別だ。これからもずっと撮り続けていきたいと思うが、「フィルムの良さは?」と聞かれると・・・何だろう。
オリンパスOM-2/ズイコー50mm プロビア400Fで撮影した2枚をフィルムスキャナーでスキャンしてみた。「夏の
谷戸の早朝」と「秋の
玉川上水」。
Web掲載用に圧縮するとかなり画質が落ちるし、同じカットのデジタルがないので比較も出来ないがフィルムの善し悪しを考える材料にしたい。