
朝晩はすっかり涼しくなってきた。秋である。この季節にぴったりなのは、何と言ってもジョージ・ウィンストンのピアノだろう。1980年のウィンダム・ヒル第1弾アルバム『オータム』に収録された「あこがれ/愛」がトヨタ自動車“クレスタ”のテレビCF曲に使用され、人気爆発。このアルバム『オータム』は、これまでに日本だけで累計400万枚以上のセールスを記録し、現在もロングセラーを続けている。
今回、前作『モンタナ~ラヴ・ストーリー』から、約1年半ぶりとなる、全編ピアノ・ソロによるニュー・アルバム「GOLF COAST BLUES & IMPRESSIONS」がリリースされる。2005年夏、アメリカ南部を襲ったハリケーン“カトリーナ”の被災者救済とメキシコ湾岸慈善事業のためのチャリティ・アルバムである。このアルバムの売上げによるすべてのアーティスト印税を、ニュー・オリンズ/メキシコ湾岸復興慈善団体に寄付をするそうである。
ヘンリー・バトラー、ジェームズ・ブッカー、Dr.ジョンら、ジョージ・ウィンストンが敬愛するニュー・オリンズ・アーティストの作品とともに、日本でもなじみのある「聖者が街にやってくる」。加えてウィンストン自らの思いを作品にしたオリジナル6曲(ウィンストンの真髄とも言えるメロディアスな曲3曲と、音楽的心のふるさと/ニュー・オリンズ出身の作曲家[ヘンリー・バトラー/晩年のジェームズ・ブッカー/晩年のプロフェッサー・ロングヘアー/Dr.ジョン/アラン・トゥーサン/ジョン・クリアリー]たちにインスパイアされたリズム&ブルース調3曲で構成されている)。
昨日輸入盤をいち早く購入し聴いてみたが、どれもすばらしい出来だと思う。ただ個人的には、持っているすべてのアルバムの中ではやはり「AUTUMN」や「DECEMBER」、「FOREST」が好きである。
ジョージ・ウィンストン