ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

2019年の自己ベスト(風景編)

 この一年を振り返ると、昨年末に前立腺がんの全摘手術を終え、1月28日から仕事に復帰。毎朝4時半に家を出て、月曜は5時半に出社。火~金曜は6時に出社。働き方改革もあり、帰宅は週に1、2回は15時になり、他は21時半。以前と何ら変わらぬ激務をこなし仕事納めをした。まずは、一年間頑張った自分を褒め、そして支えてくださった多くの方々に感謝したいと思う。

 ホタル関係では、三重県菰野町と八王子市川町、そして相模原市城山町で講演を行い、千葉県君津市では保全指導を行った。昨年はメディアの取材も多く、テレビやラジオ出演もあったが、今年はほとんど取材がなかった。(テレビ番組「マツコの知らない世界」からオファーがあったが、打ち合わせ後にマツコさんがホタルについて知識があると分かり、キャンセル)メディアの関心が薄れた年と言えるが、後に豪雨及び台風が全国各地に甚大な被害をもたらし、一部では来年のホタル発生も危ぶまれている。こうした異常気象、天災の原因は温暖化であり、我々に責任がある。ホタルを守りながら、ホタルを滅ぼしているとも言える。メディアは、ホタルを単なる風物詩、観光、癒しの道具として扱うのではなく、ホタルを通じて自然環境を考える報道をしていくべきだろう。

 さて、自然風景写真については、病後と加齢による気力と体力の低下から毎週末強行軍の遠征と言うわけにはいかなかった。撮りたい光景と気象状況とのマッチングが少なく、断念したことも多い一年であった。それでも、今までとは違った自然の美しさに感動し、写真に収めることはできたと思っている。
 2019年(令和元年)の最後は、この一年に撮影した自然風景写真で締めくくりたいと思う。

2019年の自己ベスト(風景編)

  1. 信州にて天の川
  2. 小田代ヶ原(カラマツの霧氷と黄葉)
  3. ヒメボタル
  4. 小田代ヶ原(夜明け前の幻想)
  5. 霧氷と富士山の夜明け
  6. 源平合戦
  7. 霧氷と星空
  8. ペルセウス座流星群と富士
  9. 富士山と星空
  10. 逆さ富士

2019年の自己ベスト(動画編)

  1. 里山に舞う日本のホタル(2019)

 あくまで自己満足の写真であるが、並べてみると、今年はほとんどが夜間撮影であり、更には富士山が多いのも特徴。動画に関しては、昆虫と風景と多く撮影したが、自己ベストとしては、ゲンジボタルの飛翔風景にBGMを付け再編集して自己ベスト(動画編)として掲載した。HD設定で、是非フルスクリーンでご覧頂きたい。
 ブログ記事「最上の一枚とは」でも書いたが、「冷静に自然と対峙し、自分の心を見つめ、自分が感動し、人々にも感動していただけるオンリーワンの写心」そんな一枚を来年は撮れるようになりたい。また、引き続き動画にも力を注いで撮影していきたいと思う。

本年の当ブログ更新は、これが最後となります。新年の初投稿は1月5日を予定しています。
これまでご訪問頂いた方々、そしてお世話になった皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。2020年が皆様にとってよい年でありますよう、お祈り致します。

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁

*以下の掲載写真は、クリックしますとオリジナルサイズで拡大表示されます。また動画は 1920×1080ピクセルのフルハイビジョンで投稿していますので、設定をクリックした後、画質から1080p60 HDをお選び頂きフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます。

天の川の写真

信州にて天の川

小田代ヶ原の写真

小田代ヶ原~カラマツの霧氷と黄葉(9年目にしてようやく出会えた光景)

ヒメボタルの写真

ヒメボタル(昨年は撮影したにも関わらず、レンズキャップを外し忘れたのでリベンジ)

小田代ヶ原の写真

小田代ヶ原~夜明け前の幻想

霧氷と富士山の写真

霧氷と富士山の夜明け

ゲンジボタルとヘイケボタルの写真

源平合戦(東京都内で唯一ゲンジボタルとヘイケボタルが同時に舞う場所だが、開発問題がある)

霧氷と星空の写真

霧氷と星空

ペルセウス座流星群と富士の写真

ペルセウス座流星群と富士

富士山と星空の写真

富士山と星空

逆さ富士の写真

逆さ富士

里山に舞う日本のホタル(2019)

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