ヤエヤマカラスアゲハ Achillides bianor okinawensis Fruhstorfer, 1898 は、アゲハチョウ科(Family Papilionidae)ルリモンアゲハ属(Genus Achillides)で、八重山諸島にのみ生息しており、カラスアゲハは分布によって以下ように分類されている。
- カラスアゲハ(Achillides dehaanii dehaanii C. Felder et R. Felder, 1864 )
- カラスアゲハ 八丈亜種(Achillides dehaanii hachijonis Matsumura, 1919 )
- カラスアゲハ トカラ亜種(Achillides dehaanii tokaraensis Fujioka, 1975)
- オキナワカラスアゲハ(Achillides ryukyuensis amamiensis Fujioka, 1981)
- ヤエヤマカラスアゲハ(Achillides bianor okinawensis Fruhstorfer, 1898)
ヤエヤマカラスアゲハは、本土産のカラスアゲハとは別種であり、前後翅ともに緑色が強く後翅前縁部の青色が目立つ。3月から10月頃まで見ることができる。食草は、カラスザンショウやハマセンダンなどのミカン科植物である。
ヤエヤマカラスアゲハは、今回の遠征では次の記事で紹介するジャコウアゲハと並んで最も多く見ることができたが、ジャコウアゲハが見られた林道ではなく、リュウキュウアサギマダラと同じ草原で多く飛んでいた。3月が第1化の最盛期であることから、だいぶ翅が擦れた個体が多かったが、個体数が多いため、なるべくきれいな個体を追いかけて撮影。気温が低く日差しも弱かったので、近くの渓流での集団吸水は見られず、次から次へと訪花するのみであった。一か所で長く吸蜜しないので、なかなかよい角度で撮ることができなかったが、楽しいひと時であった。
今回はオスのみの撮影だったので、2022年に撮影したメスも再現像し以下に掲載した。
*以下の掲載写真は、クリックしますと別窓で拡大表示されます。
ヤエヤマカラスアゲハ(オス)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1/160秒 ISO 100(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 12:41)
ヤエヤマカラスアゲハ(オス)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/160秒 ISO 250(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 12:41)
<p
ヤエヤマカラスアゲハ(オス)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1/160秒 ISO 100(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 12:41)
ヤエヤマカラスアゲハ(メス)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 640(撮影地:沖縄県石垣市 2022.3.31 13:05)
ヤエヤマカラスアゲハ(メス)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800(撮影地:沖縄県石垣市 2022.3.31 13:05)
ヤエヤマカラスアゲハ(メス)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800(撮影地:沖縄県石垣市 2022.3.31 13:05)
東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2025 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.