子供の頃は、何も感じていなかった。若い頃は、秋バテなど無縁で、気分転換などしなくても基礎体力で季節の変わり目を乗り越えられた。しかし、いつの頃からだろうか?秋が苦手になった。涼しくなり、日が沈むのも早い。どことなく悲しげな雰囲気。自律神経のバランスを崩しやすい季節でもあり、心身ともに憂鬱さを感じていた。そして、遂に厄年に体調を崩す。精神的にもダウンした。
今では、秋は好きな季節となった。二人の子供は大きくなり、妻も自分の趣味に休日を使っている昨今。月~金は、家族のために企業戦士としてコンクリート・ジャングルの中でもがいていても、土日は、ホタルをはじめとして様々な昆虫や自然風景との出会いを求めて大自然の中に身を置くと、 四季折々の自然の美しさが体を包んでくれる。そして、心を癒し、興味を掻き立ててくれるのだ。
秋の魅力は、何と言っても紅葉の「色彩」だろう。1本の木でも、それらが集まった木々でも、色々に染まった様子を光景として捉えることで美しく感じることができる。
以前「紅葉は難しい」という記事を掲載しており、本記事の写真も「色彩に惑わされて、人間が五感で感じたものを整理せずに、 直感でただ撮ってしまったというものばかり」だが、今回は、東京都内である奥多摩町の光景を並べた。
勿論、都心の公園でも秋を感じることはできるが、コンクリート・ジャングルを抜け出して、小一時間西で進むだけで、 このような自然に出会う事ができる。東京にも、秋の色彩が溢れているのである。

氷川渓谷の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 0.6秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2010.11.05)

日原渓谷の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F22 5秒 ISO 100(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2011.11.19)
東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------