今週ずっと雨が降らなかったので、モリアオガエルの卵塊が乾燥して当初の半分の大きさまで縮んでしまっていた。表面は茶色で一枚の皮のようになっている。そろそろ孵化する頃という時に待望の雨である。しかし、卵塊は溶け出さない。少し水分を含んだようで心持ち弛んだように思うが、オタマジャクシが出てくる様子はない。卵塊の上部の角だけ茶色ではなく白く柔らかくなっていたので、手で押し広げてみると、中には少し空間がある。そこにオタマジャクシがうごめいているではないか。腹に黄身を付けたオタマが空間の壁面を体をくねくねさせて動いている。卵塊は、表面が乾燥して皮のようになることで、中の湿度を保ち泡のままになっているのである。正確な情報ではないが、孵化後に卵塊が溶け出すのは、雨の作用ではなくオタマジャクシが出す粘液によるということである。果たして真実は・・・
東京にそだつホタル /モリアオガエル