里山の白梅。早春の朝、里山の田んぼから湧いてきた湯気の向こうで咲き誇る。管理された梅林と違って色彩が乏しく華やかさもない。剪定もあまりされていない。しかしながら、質素の中にも美しさと力強さを感じる。
本日で、東日本大震災から6年が経つ。数日前から報道特集が組まれ、被災地と被災者の今を伝えている。復興は進んでいるように思うが、まだ10万人近い被災者が、仮設住宅やみなし仮設住宅で暮らすことを余儀なくされ、原発事故の影響で強制的に避難させられた人々の帰還も進んでいないという。
先日、ラジオで聞いた被災者の言葉が耳に残っている。「私たちは、いつまで被災者でいればよいのか?」一日も早く、普通の暮らしがしたいと日々望んでいる。その叫を聞き、心苦しく思うことはできても、私には、何もしてあげられない。せめて、3.11は、里山に咲く白梅のように頑張っている方々に思いを巡らせる日にしたいと思う。
お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320 +1 1/3EV(撮影地:千葉県大多喜町 2013.3.16)
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320 +1 1/3EV(撮影地:千葉県大多喜町 2013.3.16)
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/4000秒 ISO 200 -1EV(撮影地:千葉県大多喜町 2013.3.16)
白梅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/2000秒 ISO 200 -1/3EV(撮影地:千葉県大多喜町 2013.3.16)
東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------