最近、携帯電話に音楽をダウンロードして、帰宅の電車内で聴くようになった。手持ちのCDから様々なジャンルのものを項目別にして入れて、その日の気分よって聞き分けている。ちょっと疲れ気味の昨今、秋の気配も加わってか、この曲を聴きながら、思わず涙が出そうになってしまった。
ソニー・クラシカルから出ている「シネマ・セレナーデ」というCDに収録されている「
シェルブールの雨傘」という曲。「
シェルブールの雨傘」(Les Parapluies de Cherbourg)は1964年(私が生まれた年)のフランス映画で、
カトリーヌ・ドヌーヴが主演している。音楽は
ミシェル・ルグラン。映画は見たことはないが、何とも哀愁漂うこの音楽は昔から好きだった。この名曲をイツァーク・
パールマンのソロヴァイオリンで聴くことができる。

イツァーク・
パールマンは、1945年8月31日、
イスラエルのテル・アヴィヴ生まれのヴァイオリン奏者。4歳の時に小児麻痺にかかり、下半身が不自由なのだが、彼の
ストラディバリウスからは繊細で柔らかく、そして「魂を揺さぶる音」が怒濤のように押し寄せてくる。バックは、
ジョン・ウィリアムズ指揮の
ピッツバーグ交響楽団。
パールマンをもり立てるように響く。
パールマンが弾く「
シェルブールの雨傘」を聴いて、涙が出ない人はいないだろう。
このほか、
ジョン・ウィリアムズの
シンドラーのリストやエンリオ・
モリコーネの
ニュー・シネマ・パラダイス(愛のテーマ)もすばらしい。