ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、チョウやトンボなどの昆虫、自然風景の写真を掲載しています

2022-01-01から1年間の記事一覧

マルタンヤンマ

マルタンヤンマ Anaciaeschna martini (Selys, 1897)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)トビイロヤンマ属(Genus Anaciaeschna)のトンボで、本州の関東以南・四国・九州、および周辺の離島に分布し、木立に囲まれた挺水植物の茂る池沼に生息する。朝夕の薄暗…

ゲンジとヒメのコラボ

ゲンジとヒメのコラボ(ゲンジボタルとヒメボタルが同時に舞う光景)を撮ることができた。 先週に引き続きヒメボタルの観察と撮影に出掛けたが、今回は、これまで足を踏み入れたことがない場所にてヒメボタルの生息確認を行った。事前に知人のT氏が探索して…

東京のヒメボタル生息地

東京のヒメボタル生息地は、秩父多摩甲斐国立公園内の標高およそ700m~1,200mの山地に広く分布している。今年も、昨年訪れた生息地に行って見た。標高1,000mを越えるブナとミズナラ、シラカンバの原生林と杉林である。昨年は、ブナ林で発光飛翔する様子を写…

ノハラボタル(千葉県大多喜町で発見)

ノハラボタル Pyropyga alticola Green, 1961 は、ホタル科(Family Lampyridae)ノハラボタル属(Genus Pyropyga)で北アメリカ原産のホタルであるが、日本に帰化し、関東各地で確認されているが、このほど知人の皆川みちる氏が千葉県大多喜町松尾の西畑川…

滝とホタル

滝を背景に舞うゲンジボタルを観察し、写真には初めて収めた。 当初の予定では、昨年の秋にヒメボタルの生息環境調査と保全指導で招かれた宮城県仙台市へ、ヒメボタルの発生状況を実際に確認するつもりであったが、沖縄遠征から帰ってきて直ぐに東京も梅雨明…

沖縄の昆虫

6月22日から25日まで、3泊4日の沖縄遠征。天の川を撮り、ホタルや各種トンボも撮影したが、目的の中にはチョウも当然入れていた。しかしながら、トンボに多くの時間を割いてしまいチョウはほとんど撮ることが出来なかった。唯一撮ったのは、以下に掲載した…

沖縄のトンボ

今回の沖縄遠征におけるトンボの目的は、すでに掲載したリュウキュウハグロトンボ以外に、トビイロヤンマとカラスヤンマの撮影であった。トビイロヤンマは早朝と夕方のみ活動する種なので、那覇市内に予約したホテルには泊まらずにレンタカーで移動し、夜明…

オキナワチョウトンボ

オキナワチョウトンボ Rhyothemis variegata imperatrix Selys, 1887 は、トンボ科(Family Libellulidae)チョウトンボ属(Genus Rhyothemis)のトンボで、奄美大島以南の南西諸島の島々に分布し、平地・丘陵地の植生のある池や沼、ダム湖などに生息してい…

リュウキュウルリモントンボ

リュウキュウルリモントンボ Coeliccia ryukyuensis ryukyuensis Asahina, 1951 は、モノサシトンボ科(Family Platycnemididae)ルリモントンボ属(Genus Coeliccia)のトンボである。モノサシトンボ科は世界では26属205種が知られているが、日本では3属6種…

リュウキュウハグロトンボ

リュウキュウハグロトンボ Matrona japonica Forster, 1897 は、カワトンボ科(Family Calopterygidae)タイワンハグロトンボ属(Genus Matrona)のトンボで奄美大島、徳之島、沖縄本島、渡嘉敷島に分布し、山間の森林に囲まれた渓流、川岸に植物が多い清流…

沖縄本島のホタル

沖縄本島のホタルは、以下の8種類が生息している。しかしながら、成虫(オス)が発光する種は2種で、クロイワボタルとオキナワスジボタルしかいない。他のホタルはほとんどが昼行性であり、タテオビヒゲボタルのようにメスのみが発光する種もある。 オキナ…

沖縄の天の川

沖縄の天の川は、今回の遠征において一番最初に撮影した光景である。 6月22日から25日まで、3泊4日で沖縄本島に遠征してきた。目的は、3月に石垣島で撮れなかった夏の天の川とトンボ類、そしてチョウ類とホタルである。昆虫類は、いずれも沖縄本島でしか…

日本ホタルの会主催 ヒメボタル観察会・写真撮影講習会開催のお知らせ

日本ホタルの会では、コロナ禍により2年連続で開催を見合わせていた発生地でのホタル観察会を再開します。今年度は、掲載した写真の場所の静岡県でヒメボタルを観察します。また、ヒメホタルの写真撮影講習会も行います。どなたでもご参加頂けます。以下を…

高知県いの町のヒメボタル保全

「仁淀ブルー」の愛称で知られる高知県の仁淀川。いの町の波川地区には、仁淀川の河川敷に木漏れ日公園があり、観光客を誘致しようと公園を整備するなどの事業を進めているが、今年の5月になってから木漏れ日公園内の林でヒメボタルが乱舞していることが分…

郡上和良のホタル

郡上和良のホタル通称「和良蛍」の里に行ってきた。 結果から言うと、発生の初期でまだ少なく、夜の気温17℃という低温、更には月齢12.6(満月の3日前)の明るい月が川面を照らしており、ほとんどが草むらでの発光。しかしながら、高知県宿毛のゲンジボタル…

ヒメボタル 埼玉2022

今年最初のヒメボタルの観察と撮影は、2010年に私が発見した埼玉県の生息地へ6年ぶりに訪れた。 ヒメボタルは、かつて「森のホタル」と呼ばれ、雑木林やブナ林、杉林、竹林内で見られることが多いが、埼玉県の生息地は開けた畑や草地を発光しながら飛翔する…

ゲンジボタル 千葉県2022

今年初のホタルは、石垣島でのヤエヤマヒメボタルの観察と撮影であったが、ゲンジボタルの観察と撮影は、千葉県からスタートである。 前記事のムカシヤンマの産卵を撮影後に向かったのは、2004年から観察を続てけいるゲンジボタルの生息地。2006年には、テレ…

ムカシヤンマの産卵

ムカシヤンマの産卵を写真と映像に収めることができた。 ムカシヤンマは、丘陵地から山地の周囲に樹林のある湿地や、水が浸み出す斜面などで見られるが、幼虫(ヤゴ)は他のトンボ類と違い、水がしたたり落ちるゼニゴケなどが一面に茂っているような斜面湿地…

5月のトンボとチョウ(絶滅危惧種)

5月21日(土)は、ホタルの講演会を行ってきた。相模原での講演は2回目である。前回は2019年11月24日で相模原市主催の講演会であったが、今回は国際ロータリー第2780地区主催、相模原市共催で「ホタル舞う相模原」と題した講演会である。 まずは、三ケ木地…

渋峠より天の川

渋峠より天の川を撮影したが、結果から言うと単にそれなりの天の川を撮っただけの失敗であった。 渋峠より天の川の撮影もこのゴールデンウイーク中の目標であった。渋峠は、長野県の志賀高原と群馬県の草津を結ぶ国道292号線にある峠で、群馬県側には標高2,1…

乗鞍高原まいめの池より天の川

乗鞍高原まいめの池より天の川を撮影してきた。 乗鞍高原と高原内にある「まいめの池」では、過去にそれぞれ夏の天の川を撮影しているが、いずれも8月の撮影で、夏の天の川特有の濃い部分である銀河の中心グレートスタークラウドは地平線に沈んでしまった後…

GW長野遠征

ゴールデンウイークの後半は、毎年恒例となっているギフチョウのイエローバンドと呼ばれている変異型の探索に出掛けた。イエローバンドは、長野県のごく一部で見られる常染色体劣性遺伝により引き継がれている地理的変異で、通常の個体に比べ翅の縁毛が全て…

桜のリフレクション

本日からゴールデンウイークの始まり。今日は生憎の雨。明日は天気が良いようだが、私は出勤。最長10連休の方もいらっしゃると聞くが、私は間に飛び飛びの出勤である。仕方がない。天気もGW前半は落ち着かず、後半は晴が続くようなので、信州にギフチョウを…

星峠より夏の天の川

星峠より夏の天の川を撮影してきた。 新潟県十日町市にある星峠から星空を撮るのは今回が4回目。前回は、昨年の12月に「星峠から初冬の星空とレナード彗星」を撮っており、夏の天の川は2018年4月に、今回同様「儀明の棚田」の遠征時に撮っており「星峠より…

儀明の棚田と中子の桜

新潟県十日町市にある「儀明の棚田」と新潟県津南町の「中子の桜」がどちらも満開と聞き遠征してきた。 儀明の棚田へは過去に何度も訪れ、紅葉や雪景色も撮っているが、畦の山桜が棚田の水鏡に映り込む「桜の棚田」として有名であり、2018年4月21日に桜も撮…

4月の里山散策

関東地方は土曜から初夏のような陽気が続いているが、日曜日は25℃を越えて、多摩地域では<ムカシトンボの羽化<始まったようだ。 前夜から、信州へ夏の天の川撮影とも思っていたのだが、石垣島遠征の後は月曜から出勤。6連勤ではさすがに疲れがたまり、日曜…

ヤエヤマヒメボタル

ヤエヤマヒメボタル Luciola filiformis yayeyamana は、ホタル科(Family Lampyridae)ホタル属(Genus Luciola)でゲンジボタル Luciola cruciata やヒメボタル Luciola parvula と同じ仲間のホタルである。 和名に関しては、石垣島ではヤエヤマボタルと呼…

石垣島のトンボ

石垣島には多くの種類のトンボ類が生息しているが、訪れた3月末はトンボの発生には時期が早く、また遠征二日目を丸一日チョウとトンボ探索にあてていたにも関わらず雨に強風。結局初日の数時間しか撮影できず、トンボ類は3種を見かけただけであった。しか…

石垣島のチョウ

石垣島遠征の主目的はヤエヤマヒメボタルの観察と撮影だが、チョウも撮っておきたい。目指すはミカドアゲハの集団吸水である。到着時に目撃はしたものの撮影にはならず。林道を探索したが、イシガケチョウは、至る所に飛んでいるが、他のチョウの姿はなし。…

石垣島遠征

3月31日から4月2日の二泊三日で沖縄県石垣島へ行ってきた。2012年9月に宮古島に行ったことがあるが、石垣島は初めての訪問である。一番の目的は、ヤエヤマヒメボタルの観察と撮影で、 他には星景、チョウやトンボなどの昆虫写真撮影である。 31日。羽田6:45…