2021-01-01から1年間の記事一覧
上高地へトンボを探しに・・・ 8月はオリンピック開催の関連で「山の日」の祭日が、11日から8日に変更になり三連休。初日は、実家の両親、そしてコロナで今は日本にいるカリフォルニア州公認の会計士である妹二人と共にご先祖様の墓参り。 翌日8日の日曜日…
三つ峠より夏の富士山と天の川を捉えることができた。 三ツ峠は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある標高1785mの山。名前に「峠」とついているが実際には峠ではなく、開運山(1785m)、御巣鷹山(1775m)、木無山(1732m)の3つの頂きの総称と…
長野県のヒメボタル生息地を初めて訪れた。長野県におけるヒメボタル生息地は何カ所かあるが、今回はそのうちの一つ、標高1,450m付近に生えるカラマツとブナ、ミズナラの混合林を観察と撮影の場所に選んだ。ヒメボタルの生息地の標高としては知る限り2番目…
ヒメボタルの生息地がある静岡県を今年も訪ねた。標高1,200m付近に広がるブナやカエデなどの巨木がたたずむ原生林である。海から吹き上げる風によって霧が発生しやすく、樹木や林床の放置木は苔むしている。ここのヒメボタルは深夜型で22時を過ぎると光りな…
17日は前記事のようにヒメボタルの観察と撮影を行い、終了後に上を眺めると雲一つない満天の星。迷わず富士山と夏の天の川撮影のために移動。向かった先は、北富士演習場である。 北富士演習場は、富士山北麓の山梨県富士吉田市、山中湖村にまたがる陸上自衛…
ヒメボタルの観察と撮影、先週末は、東京都内における大変貴重な記録を残すことが出来たが、この週末は2008年から通っている山梨県内のヒメボタル生息地へと足を運んだ。今回が11回目の訪問になる。過去の記録を見ると一番早い訪問日は7月16日で一番遅い日は…
これは、東京都内に生息するヒメボタルの貴重な記録写真である ヒメボタル Luciola parvula Kiesenwetter, 1874 は、ホタル科(Family Lampyridae)ホタル属(Genus Luciola)でゲンジボタルやヘイケボタルと同じ仲間になるが、幼虫は水中ではなく陸地で生活…
7月3日から7月11日までの9日間にちょっと早めの夏休みを頂いたことは、前々回の投稿でお知らせしているが、連休中には様々な計画を立てており、新型コロナウイルスのワクチンを会社の職域接種(モデルナ社製)で打つこともその1つであり、7月5日の月曜日に…
ゲンジボタルとヘイケボタルの光り方の違いについて動画で分かりやすくしたものを作成してみた。 ゲンジボタルが渓流や河川(小川)など流れに棲み、ヘイケボタルは水田や湿地などに生息し、形態や生息環境に違いはあるものの、生活スタイル(生態)について…
梅雨末期で連日の降雨、そして昨今よく聞く線状降水帯。2日から東日本の太平洋側、特に東海関東の南側にできた線状降水帯によって、3日に数か所で土砂災害が発生し、静岡県熱海市では土石流で少なくともおよそ130棟の建物が流されると言う被害が出た。まず…
私がホタルと出会ったのは、今から49年前。千葉県松戸市の水田でヘイケボタルを見たのが最初であり、それが始まりである。 ヘイケボタルの生態については細かく調べ、飼育では1976年に羽化させるまで成功させている。11月21日に羽化させ、26日間生存させたこ…
千葉県のヒメボタル生息地を11年ぶりに訪れた。5週連続でホタルの観察と撮影である。同県にてヘイケボタルの観察と撮影を済ませてから移動したが、ヘイケボタルの映像編集に時間がかかるため、この記事を先に投稿したいと思う。 千葉県のヒメボタルは、かつ…
新潟県のゲンジボタル生息地へ ゲンジボタルの観察と撮影で新潟へ。ホタル前線は徐々に北上しており、新潟県でもホタルの発生が始まった。新潟県には、星峠や美人林の風景、ギフチョウやオオトラフトンボ、オオルリボシヤンマのオス型メス等の撮影で何度も訪…
ゲンジボタルの観察と撮影で富山を訪問してきた。先週は、岐阜県関ケ原のゲンジボタル生息地を訪ねたが、護岸工事で激減したという悲しい現実を目の当たりにした。今回の富山も、当初予定していた生息地が護岸工事で激減という知らせを頂き、富山県在住のプ…
ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus (Nagami et Ishiga, 1935) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)メスアカミドリシジミ属(Genus Chrysozephyrus)のチョウで、オスの翅表はクリソゼフィルス特有の…
ゲンジボタルは、中部山岳地帯(フォッサマグナ)を境に遺伝子が異なっており、発光パターンも明瞭に異なっている。オスの気温20℃におけるオスの集団同期明滅の間隔は西日本は2秒、東日本では4秒である。以下の映像は、岐阜県と千葉県で撮影したゲンジボタ…
岐阜県関ケ原のゲンジボタルを観察し撮影してきたので紹介したい。尚、本ブログでは、撮影地については基本的に都道府県名までの表記にしているが、今回は、既に広く世間に知られていること、町指定の天然記念物であり条例によって保護されていること、あえ…
ヒロオビミドリシジミ Favonius cognatus (Staudinger, 1892) は、シジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Genus Favonius)で、国内25種類のゼフィルスの中でも京都府北部から山口県にかけての中国山地に…
ゲンジボタル(東日本型)の観察と撮影を行ってきた。場所は、毎年訪れている千葉県内の生息地で、自然発生地では関東で一番発生が早い地域である。 ゲンジボタルは承知のように遺伝子型の違いによって西日本型と東日本型に分けられる。遺伝子型の相違だけで…
ムカシヤンマ Tanypteryx pryeri (Selys, 1889)は、ヤンマと名がついているが、ヤンマ科ではなくムカシヤンマ科(Family Petaluridae)ムカシヤンマ属(Genus Tanypteryx)に分類される体形のがっしりした大型のトンボである。複眼が黒褐色で、独特の雰囲気…
フジキオビ Schistomitra funeralis Butler, 1881 は、アゲハモドキガ科(Family Epicopeiidae)フジキオビ属(Genus Schistomitra)の蛾である。この属は、長い間1種のみであったが、2019年に2番目の種が中国で発見され Schistomitra joelmineti Huang & …
東京や大阪など4都府県に出されている新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の期限が、5月11日から5月末まで延長された。東京都では、引き続き時短・休業要請、不要不急の外出と都外の移動自粛が求められている。GW期間中は、前記事のよ…
開田高原の天の川を撮ってきた。 開田高原の天の川は、2019年5月5日に天の川、2021年3月20日には天の川アーチを撮影し、本ブログ記事「開田高原の星空(天と地の融合)」に掲載しているが、今回、再度撮影をしてきた。 東京都は新型コロナウイルスの感染拡大…
残雪と新緑の美人林 風薫る5月。今では決り文句になっているが、もとは花の香りを運んでくる春の風を指し、後に青葉若葉を吹きわたる風の意味へ変化したと言われている。新緑の中を歩けば気分も良い。実は科学的に見ると、この風には癒し効果がある。「フィ…
桜隠しとは、桜の花に降り積もり、その姿を覆い隠してしまう雪の事。 桜前線も北の大地へ北上し、桜色から新緑に変わる季節になった。今年は色々と計画をしていたものの「鹿沼市板荷の観音桜」を撮影しただけで終わってしまった。満開のタイミングと私の休日…
クジャクチョウ Inachis io (Linnaeus, 1758)は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)クジャクチョウ属(Genus Inachis)で、和名通り孔雀の飾り羽のような模様、そして翅表4枚前縁それぞれの大きな目玉模様が特徴的である。英名でも「peacock」(孔雀)…
冬の寒さから解放され、色とりどりの花が咲きほころび、木々も芽吹く春。すべてが明るく輝き、将に春風駘蕩たる穏やかな日々もあれば、春愁と言って、心細くなったり気持ちが沈んだりもする。冬から春にかけて急激な気温の変化があったり、卒業・入学、異動…
ホタルと出会って49年が経ちました。千葉県松戸市の水田でヘイケボタルを見たのが最初です。子供心にも感動し、その時の光景は今でもはっきりと覚えています。その後、仙台ゲンジボタル研究所の故浅田義邦先生をはじめ矢島稔先生(現ぐんま昆虫の森名誉園…
ゲンジボタルの幼虫上陸を観察するため山梨県の自生地を訪れた。この場所は、2011年から幼虫の上陸を観察しており、その内3回は写真に撮影しているが、私の休日と当地の上陸時期と降雨が一致したので、定点観察として訪れた。 ゲンジボタルの幼虫は、9か月…
観音桜は、鹿沼市板荷地区を流れる黒川沿いにあるエドヒガンの1本桜である。現地の案内板によれば、この桜は、色もよく、花の寿命も長く、花の数も多く、4月の第1日曜日の観音様の縁日に合せて咲くので「観音桜」と名付けられたとのことである。 今年は、…