ゼフィルス(Zephyrus)は、ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス(Zephyros)が語源になっているシジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)の呼称である。
ゼフィルス(オス)の独特な美しい翅色は、上層鱗の多層膜反射によって形成される「構造色」で、多層膜の数とそれぞれの層の厚さによって入射した光線波長の反射率が異なっており、ブルーの領域で反射率が高いと青色を呈し、イエローやレッドの領域で反射率が高く、ブルーの領域で反射率が低い多層膜は金属光沢をもつゴールドを呈するが、見る方向によって色が変わる。特に、前方45度の角度から見た時は非常に強い金属光沢を示すが、後方45度の角度から見た時には、翅全体が茶褐色に見える。
掲載した写真は、後に掲載するヒサマツミドリシジミを除いては、翅全体が美しい色に見えるものばかりを載せているが、少しの角度の違いでも色彩が異なっているので、同種でも枚数を多く掲載している。
4回目の今回は、フジミドリシジミ属、ミドリシジミ属の2種を掲載したいと思う。(写真は、飼育個体ではなく、すべて生息地での野外撮影である。)
*以下のサムネイル写真は、クリックしますと別窓で拡大表示されます。
フジミドリシジミ属(Genus Sibataniozephyrus)
- フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus fujisanus (Matsumura, 1910)
ミドリシジミ属(Genus Neozephyrus)
- ミドリシジミ Neozephyrus japonicus japonicus (Murray,1875)
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