我が家の庭づくりの現状報告をしたい。
今年の2月に「我が家の庭づくり~コケ庭と山野草園」を4月に「我が家の庭づくり~その2」記してから5ヵ月が過ぎた。 山野草園には、当初、様々な山野草を植えたが、今年の夏の猛暑と日当たり具合で、かなりの苗がダメージを受け、葉焼けを起こしたり、植物によっては育たずに枯れてしまったものも多かった。 それでも、ヤマアジサイ、ホタルブクロなど元気に育って初夏に花を咲かせたものも多い。
真夏の彩が少ない時期には、猛暑を耐え抜き、日照りの中でミゾハギのピンクやオミナエシが黄色の花が目立っていたが、朝晩にほんの少し秋を感じるようになってきたこの頃では、ワレモコウとホトトギスが花盛りを迎え、キキョウやシュウメイギクが沢山のつぼみを膨らませてきている。まだ芽を出さないが、まもなく彼岸花も咲いてくれるに違いない。
こんな庭でも、普通種ばかりではあるが多くのチョウが訪れ、繁殖もしている。確認できた種は以下である。
- アゲハチョウ
- クロアゲハ
- オナガアゲハ
- ヤマトシジミ
- ムラサキツバメ
- ツマグロヒョウモン
- アカスジゴマダラ
- モンシロチョウ
- キタキチョウ
コケ庭の方は、やはり猛暑と強烈な日差しの影響でスナゴケは茶色になってしまったが、少しづつ回復傾向にある。またスギゴケが新芽を出してきたのは嬉しい。先日、スギゴケとハイゴケの種を 追加で蒔きゴケしておいたので、10月末には緑に覆われてほしいものである。
今の仕事に就いてから1年。かなり神経を使い精神的に疲れる毎日であるため、暑さも相まって休日に写真を撮ろうと出かける気力が失せている。チョウならばシルビアシジミ、トンボならばマダラヤンマが旬であるが、過去に撮っている種は、遠征して撮影しても同じカットになってしまうから止めようと私自身に言い訳をしている。本格的な秋には、紅葉を撮りに行けるよう気力を回復させたい。
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